飲まなくてもいい日を思い出せ

8時半起き。眠くて、二日酔いだった。最悪の目覚め方だった。

ラメールで稽古する。『笛吹き奴』を中心に練習したはずなのに、進歩がなかった。『シシリー島』も全然できなかった。落ち込むほどの出来の悪さだ。

昼過ぎまで使い物にならず。

午後、トゲさんからメール。先日、外部データベースのテーブルが削除された件で、事前に送られた削除予定リストがあったらしく、それを送ってくれた。こっちで使ってるんで、といえば、復旧されるらしい。復旧されたら、以前修正した部分を直すだけだ。その旨をトゲさんに返信した。「早急に対応してくれてありがとうございます」という返事をもらったので、今日は店じまいかな、という気になった。

どさん子ツールの依頼も調べる。修正自体はあっという間に終わりそうだった。

6時、内科へ定期健診に行く。雨だったので地下鉄を使った。右足ふくらはぎの張りを意識しながら、リハビリをするように駅まで歩いた。

医院は混んでいた。待合室で待っていると、飛び込みの患者が二人入ってきた。若い男が「先ほど電話した者です」と言い、受付と話していた。もう一人は女性で、どうやら具合が悪いのは彼女のようだった。今日、診察を受けるとすると、予約の人が終わった後になるので遅くなると受付に言われると、彼は「待ちます」と言い、電話番号を受付に伝え、彼女と一緒に医院を出て行った。マスクをしていなかったので、外で待つつもりのようだった。

30分くらい待ってから、自分の名前を呼ばれた。
いつも通り「どう? 走ってる」と先生に聞かれ、「はい。でも、肉離れしちゃって」と答えた。先生は「ちょっと見せて」と言い、オレの右ふくらはぎの触診をし、「へこみがあるところが、断裂したのかなあ」と言った。「まあ、いい機会だから、ゆっくり休んでください」「っす」で、本日の診療はおしまい。

医院を出ると雨がやんでいた。LUUPで帰ろうかと思ったが、地下鉄で帰り、マクドに寄り、ビッグマックの倍と、マックシェイクのバニラを買った。昨日『パルプ・フィクション』を見たせいだ。

いなげやに寄ったが、ポテトフライが売られていなかったので、何も買わずに出た。

7時半帰宅。夕食に、ビッグマックの倍を食べ、マックシェイクを飲んだ。マックシェイクを飲んだのなんて何年ぶりだろう。

そして、『パルプ・フィクション』を見るたびに、5ドルのシェイクってどんな味がするんだろうと思う。

夜、しばらくアルコールを飲まないことに決めた。そもそも、なんにもない平日には飲まないようにしていたのだが、この一年くらい、気にせず飲むようになっている。

また、今年の4月下旬から5月にかけて、ひと月半も仕事を休み遊びほうけていたため、平日は飲まないルールがまったく適用されなかった。

飲んだとしても深酒をしなければいいのだが、毎日飲んでいると段々と量が増えてしまう。これは、量ではなく時間の問題だ。その量が消費されるのに何時間かかるかという問題だ。350mlひと缶で3時間もつのならいいが、今年の夏みたいに暑いと、500ml2缶でも1時間もたない。

夏の暑い日に、500ml2缶でもたないという状況が、自分にとっての危険ゾーンだと思う。

そして、重要なことは、毎日飲むと日常の色々なことがはかどらなくなる。

また、鬱っぽくなる。