本番

 昨日、というより今朝の6時に眠った。そして今朝の8時半に起きて、ご飯と卵焼きとみそ汁と肉じゃがの朝食を食べた。
 眠かったので数十分二度寝してから着替え、井の頭線の浜田山へ行く。
 9月からずっと稽古をみてきた歌劇団うっちゃりの本番を見るためだ。

 会場は劇場ではなく杉並区の施設で、浜田山会館のホールを使っていた。
 体育館みたいなものだ。

 本日は2ステージあり、11時と14時半開演だった。
 バラシ作業の便宜上ではあるが、かなり変則的なタイムテーブルだ。
 そして俺は眠かった。
 楽屋の鏡を見ると頭は寝ぐせでぼさぼさ。
 目も死んでいた。
 トイレで神を直してからロビーで会場を待つ。

 11時の回を客席中央やや下手よりの椅子席で見た。
 中盤ややテンポがスローになったが、お話を素直に味わえたので、演出助っ人として胸をなで下ろした。

 終演後楽屋で昼飯の弁当を食い、気づいた点を個々の役者さんに伝える。
 とはいえ細かいことはそんなになかった。

 14時半の回は香ちゃんの旦那である木村が来た。
 二人とも大学の後輩だ。
 「いやあ、ドカさんがやってると聞いて驚きましたよ」
 と終演後の木村に言われた。

 14時半の回はとても熱い芝居になっていた。
 テンションも上がり、11時の回より面白かった。

 終演後バラシ。
 装置も少ししかなく、椅子を片づけるのがメインというバラシ作業だったので、時間的にはあっという間に終わった。

 5時に劇場完パケ。
 その後養老乃瀧で打ち上げ。
 役者の高橋めぐ美さんと人間の死に関するディープな話をし、吉岡さんと宮本さんからはパソコンのパーツに関する裏話を聞いた。

 8時半帰宅。疲れた。