余興の稽古

後輩であり、役者・制作としてマグの芝居に関わってくれた中山君が結婚することになった。
結婚式が26日にあるという。
式場は、長野県の白馬。

式で余興をするというので、その稽古のため夕方7時に中野坂上へ。
竹内君、鏡田君、美和ちゃん、橋口さんが来ていた。
7時半に中山君がやってきた。
新郎自ら余興を仕切るのかと不思議に思っていたら、彼自身も歌うらしかった。
女の子二人が歌い、男達は踊るのだという。
鳴り物を叩いて盛り上げる程度という認識だったので、さすがに仰天し、中山君には申し訳ないが、踊りは勘弁してもらうよう泣きを入れた。

「踊らないんですか」
「踊りましょうよ」
「踊ってくれないんだ」
突き刺さる言葉を受け、針のむしろに座った心地だった。
せめてなにか仕事をしようと思い、中山君が登場するタイミングに合わせて、曲に空白部分を作る編集を引き受けることにした。

鏡田君とレンタカーの話をした。
何人かで車に便乗し、式と二次会で飲んだり騒いだりした後はホテルに泊まり、翌日ゆっくりと帰ることになりそうだ。

解散後、美和ちゃんと橋口さんに、「ラーメン食べに行きませんか」と誘われた。
中野坂上付近はうまいラーメン屋が少ないので、新中野まで移動し、武蔵家に入った。
この三人でお店に入るのは、きわめて珍しいことだ。
色々な話を聞こうと思っていたのに、気がつくと自分でぺらぺら喋っていた。
<喋り>の栓が緩んでいるようだ。
幸い、ラーメンの味は二人に気に入ってもらえたようだった。

11時過ぎ帰宅。
関東大震災と吉原の話を少しずつまとめる。
文章にすると、足りないものがあまりにも多いことに気づいた。
参考図書を辞書のようにめくるが、そういう読み方をして得た知識は、付け焼き刃なのだろう。
わからない部分は無理して埋めない方がよさそうだ。

  1. はしぐち より:

    どかさんの日記に登場できて光栄です!
    ラーメン、美味しかったし楽しかったなぁ。
    また行きましょう??どかさんラブ。

  2. ドカ山 より:

    まあ。ラブだなんて久々。
    色々話せて楽しかったよ。
    女子二人が歌う姿は可愛いね。
    そういえば女子十二楽坊ってどこいったんだろうね。