今年初ハゼ釣りとPerfumeライブ

朝4時起き。

クーラーボックスに保冷剤を入れ、4時18分に実家を出る。自転車で江戸川へ。昨年10月以来のハゼ釣りをしに行く。

4時40分頃、妙典のファミマに着いた。麦茶、クリームパン、おにぎりを買った。

河原へ行く。以前あったスロープが完全になくなっており、自転車で河原に下りられなくなっていた。河口方面に漕ぎ、ボートが釣りをしているあたりの岸辺を見てみた。草を踏み分けた小道ができていたが、その辺りの岸辺は潮が満ちた時にどういう状態になるのかわからなかったのでやめにして、東西線鉄橋近くまで戻り、自転車を手で押して草のスロープをおり、河原そばに自転車を止めた。

まだ空いていたので、コンクリートの護岸に腰掛けて、おにぎりとクリームパンを食べた。その後、ゆっくり仕掛けを結び、潮が引き露呈した干潟を水際まで歩き、ちょい投げで釣りはじめた。

投げてすぐ、小指サイズのハゼが釣れた。まだ平均サイズはそのくらいなのかと思ったが、その後、薬指から人差し指サイズのハゼが次々と釣れ出した。

潮が満ちてきて、水際がクーラーボックスに迫るたびに後退したが、投げ入れるポイントはほぼ同じだった。沖の、ブイが浮いているあたりの左右。その辺りに投げるとすぐアタリがあった。ただし、そこから引いてくると海藻ゾーンがあり、ハゼがかかっていようがいまいが、仕掛けが海藻だらけになってしまった。

根掛かりの回数は、一昨年、昨年と比べると少なかったのだが、一度、何かが引っかかった感触があり、そのまま引っ張ると、なんと、ルアーを引っかけていた。しかも、昨日の釣りでなくしたダイソーシンペンのコットンキャンディーだった。なくしたルアーを別の場所で釣り上げるなんて、どういう偶然だろうか。

8時過ぎまでのんびりペースで釣りをし、トータル32匹で納竿した。

河原の水場は足を洗ってはいけないので、公園に移動し、そこの水道で足とサンダルを洗い、10分ほど乾かした。河原の水場で足を洗うと、警察に通報されるらしいが、そこで足を洗うと何かの条例に違反することになるのだろうか? 利用ルールということなら守るにやぶさかでないのだが、警察というのはちょっと意味がわからない。その意味を確かめるために、わざと足を洗ってみようかと思ったほどだ。洗ったら警察に通報します、なんて書かないで、なぜ洗ってはいけないか、その理由を書いた方がいいだろう。想像はつくけど、自明のこととするほどの明確さはないのだし。

9時40分帰宅。

ハゼをさばいた。やはりサイズは大きく、ビールのつまみにするには十分な量があった。使い捨ての三角コーナー用網に入れて塩を振り、握るように洗ってうろこを取り、ボウルで洗って汚れを落とし、頭を半分切って引っ張り内臓を出した。ジップロックに、醤油、酒、生姜、にんにくを入れ、冷蔵庫にしまった。

シャワーを浴び、クーラーボックスとロッドとリールを洗った。ダイソーシンペンも洗った。

昼飯にカレーライスを食べる。

その後、1時過ぎまでソファーでウトウトする。

整骨院で靱帯のリハビリを受けてきた母が1時過ぎに帰って来た。そのタイミングでハゼの唐揚げを作った。やや醤油が多かったが、まあまあの味だった。

3時半まで、ハゼの唐揚げを肴にビールを飲み、母と落語の話などをする。

4時過ぎ、家を出る。Perfume ライブツアー初日公演を見に行く。

門前仲町へ。東京ビックサイト行きのバスに乗る。途中の有明小中学校で降り、有明アリーナへ。

5時過ぎ、有明アリーナの中に入った。こけら落とし公演にPerfumeが選ばれたのは、オリンピックがらみのなんやかやがあるのだろうかと邪推する。席番号を記したチケットで席を探すも、チケットには座席グループ番号が印字されておらず、席を見つけるのにやや手こずった。

18時開演。巨大な茶釜みたいな装置があり、筒状の布が落ちるとPerfumeの三人がいた。

そこからは、休憩なしに割と長くパフォーマンスが続き、MCとなった。MCを聞くと、Perfumeのライブにきたなあという気分になった。

客層は若返っていたが、質が昔と変わってきたような気がする。良くも悪くも大人しい人が増えたようだ。オレがいた列は、超絶地蔵ゾーンだった。

ただ、近年の曲は、ノリやすい曲が少ないと思う。今日、何曲目かに「ナチュラルに恋して」が流れた時、体を動かさずにはいられない感じを味わい、つまり足りないのはこういう感じなんだよな、と思った。

アルバム『PLASMA』の「Drive’n The Rain」と「Spinning World」は、やはり聞き惚れた。体が動いてしまうという意味では「Spinning World」がたまらないのだが、なにせ地蔵ゾーンにいたので、動きづらいったらなかった。

終わり近くに「Puppy Love」をやった。懐かしさに頬が緩んだ。

最後の曲の前にMCがあり、ラストは「さよならプラッチックワールド」だった。その後、「PLASMA」が流れ、メンバーがゆっくり舞台中央に歩いて行き、筒状の幕が下り、巨大なぶんぶく茶釜となったところでライブは終了。アンコールなし。

アンコールをなしにしたのは昨年のライブからだったと思う。たぶん、より舞台的なスペクタクルショーとして、舞台空間、照明、美術に統一性を持たせた演出を、MIKIKO先生が考えたということなのかもしれない。

ただ、ハコとしての有明アリーナは、あまり良くはなかった。屋根の中央が凹んだような形状をしているが、内部においては天井が高くないことを意味する。それを裏付けるように、オレの座った席は、二階席のそんなに上の方ではない列だったのに、目線の正面に天井から下げた照明機器があった。これは観客の視線的に見上げた角度にないといけないものだ。オープニングのぶんぶく茶釜も、本来なら観客が見上げる高さから布が落ちるという動きが必要だった。が、オレの席からは見下ろす感じになってしまった。1階席から見れば効果がわかったろうが、大多数の観客にはインパクトを与えられなかっただろう。

退場は時間差方式だったのだが、出口が一箇所しかなかく、しかも入場の時に使っていた通路を封鎖し門を狭くしていたため、行列が一向に前に進まない状態が10分くらい続いた。

やっと外に出ると、アリーナの客は道の左側半分を歩くように警備員が動線指示を出していた。しかし、この時間の有明などアリーナ客以外の人通りはそれほど多くはない。なのに、歩道の半分しか使わない通行規制はいかがなものか。

門前仲町行きのバス亭でバスを待つも、最初に来たバスは前の停留所で乗ったアリーナ客が一杯で乗り切れなかった。しかし、臨時バスがその後に来て、それに乗ることができた。

門仲から東西線で中野、中野から自転車。ウェルシアでビール、チキンラーメンスナック、菓子パンを買って帰宅。10時を過ぎていた。

ビールを飲んだら寝落ちしそうになった。

12時過ぎ就寝。