稽古見学

朝8時起き。
目覚ましが鳴る前に起きている。
だがそのうち、目覚ましの力を借りないと起きられないことになるだろう。寒さゆえに。

夕方、多慶屋でウォーカーショートブレッドを買う。
隣に置いてあるダッチーオリジナルのショートブレッドも気になった。
チャールズ皇太子が創ったブランドらしい。

東西線に乗って原木中山へ。
鶴マミがお世話になっている、FEVER DRAGON NEOの稽古を見学させてもらう。

稽古場に着くと、ダンス振り付けの真っ最中だった。
挨拶をし、小田さんに差し入れを渡し、椅子に座る。

振り付けの最中、そこかしこから笑い声が聞こえる。
ホームルーム前の中学生達が騒いでいるようで、楽しそうだった。
隅の方で作業をしていた小田さんは時々苦笑して、
「うるせえなあ」
と言っていた。

7時からミット打ちが始まった。
女子プロレスの芝居であるから、キックの練習をするのはもっぱら女優さん達だった。
「ムエタイの蹴りはさ…」
時々小田さんがアドバイスする。

ダンスの稽古、ミット打ちと、窓を閉め切った中でフィジカル全開トレーニングが続く。
窓は熱気と湿気でこもり気味だ。
だが、稽古初期に各方面で噂となった<小田ブートキャンプ>のすさまじさは、こんなものではないのだろうなと、勝手に推測する。

一緒に稽古見学に行こうと誘ってくれたさかしたさんが7時過ぎに到着した。
『弁天池の金魚』を献呈する。

「携帯代えたら、あなたのブログが見られなくなった」
とさかしたさんは言った。
その場でURLをメールで送る。
しかし送ったURLは二つあり、クリックしてもらった一つ目は、mixiだった。
「これなんなの?」
「それはmixiですよ」
「mixi?」
「mixiっていうのはですね…」

mixiについて説明を済ませ、このblogのURLに接続し直してもらった。
さかしたさんは早速読み始めた。
自分のblogを隣に座った人に熟読されるのは非常に恥ずかしく、ばつが悪かった。

アクションの奥住さんが来て、これまでつけたシーンのおさらいをした。
蹴り方やステップなど、どこがどういけないかを説明し、時々自分でやってみせる。
自主練が出来るところまでつけたら次へ行く。
理論と実践の繰り返し。
プロの仕事。
見学できてラッキーだった。

B→Topsの石井さんとるみさんが7時半頃到着。
石井さんは4月に比べると随分痩せていた。
6月に罹った尿管結石、8月のミルキー客演、そして小田ブートキャンプと続くハードな日々ゆえだろうか。

ダンス振り付け、アクション稽古が続き、鶴マミの稽古はなかった。
「すいません、ちょっと昨夜は、メール見られる状態じゃなくて」
送ったメールのことを聞くとそう答えた。
その場でメールの設定方法などを補足説明する。

稽古帰りの飲みにおじゃまさせてもらう。
さかしたさんから新しい名刺をもらう。
田端で小劇場をオープンしたらしいのだ。
話を聞くと、キャパは50前後。
少人数の芝居をやるには、手頃な大きさとのこと。
「ワークショップやりません?」
と言われるが、使わせてもらうとすれば、やはり芝居で使いたい。
3人くらいの、1時間半くらいの。

11時にお開き。
実家の西葛西へ。

家は寝静まっていた。
風呂に入り、PCでメールを見て、1時半に寝る。