不動産屋から電話。
「もしもし? あんた、水漏れしたんだって?」
近所のおばちゃんみたいな口調で言われる。
「大変だったわねえ。今日日曜でしょう。水道屋にさっきFAXしといたんだけど、修理にいけるのは明日になっちゃうのよね」
「明日でいいですよ」
「あらそう? じゃあ大家さんにもこちらから伝えておくからね」
電話を切った。
水漏れはおさまりつつある。
天井に溜まった水が落ちきったようだ。
デスクを移動したが、パソコン部屋の散らかり方はひどい。
書類や雑誌などを整理するボックスやラックが統一されていないため、あるものは横積み、あるものは立てかけといった感じで、無駄なスペースがたくさんできている。
おそらく捨てなければならないものがかなりあるだろう。
図書館で借りた『ロスト・ビートルズ・インタビュー2』を読む。
1はメンバーへのインタビュー集で、以前読んだことがある。
2は関係者へのインタビュー集。
アップル関係者が少なかった。
編者のジェフリー・ジュリアーノは自分で行ったインタビューをいくつか収録している。
ピート・ベストに歯の浮くような世辞を言ったり、ヨーコさんに見え透いたお世辞を言ったりしている。
それなのに自身が出演したカナダのトーク番組では、あけすけなまでに辛辣だった。
バランスをとるためか、日本語版監修者があとがきで、
「根も葉もない噂話である」
と、収録されたいくつかのインタビュー内容に釘を刺している。
ジェフリー・ジュリアーノは『ポール・マッカートニーの真実』の著者でもある。
そういえば去年読んだ。
https://mgribbon.com/20070323/ithei.html
夜、あじの塩焼き、とろろ芋、納豆汁、わかめとキュウリの酢の物を食べる。
あっさりしたものだけの食事は久しぶりかもしれない。
夏場所千秋楽にて、白鵬が朝青龍を小突くハプニングがあった。
白鵬が両手を突いてからも、勢い余った朝青龍が押してしまったので、カチンときた白鵬がやり返したようだ。
朝青龍は気合いが入ると、地球の果てまで押し出すつもりで相撲をするのだと思う。
だから、相手が土俵の外に出ても急に止まれない。
結果として、負けた相手をさらに痛めつけているように見えてしまう。
白鵬がまだ大関であったら、やり返せなかっただろう。
ビデオで朝青龍の表情を見ると、小突かれて驚いた顔をしている。
寸止めができないのは、一人横綱時代が長すぎたためだろうか。
だとすれば二大横綱体制は、朝青龍の内面を変えていくかもしれない。