7時半起き。
昨日作ったカレーを食べる。

秋晴れ。
日なたを歩くと暑いが、日陰に入ると途端に涼しくなる。

先週末、おのれに出していた宿題を、午前中延々考える。
優先するべき課題は他にあるのだが、その前に片付けておかねばならない問題。
そして、優先すべき課題よりも時間がかかっている。
トータル10時間は、ああだこうだと頭をひねっている。

昼、気分転換に外へ。
飯田橋のキッチンワタルでランチを食べる。
商店街に祭の御輿が飾られていた。

司馬遼太郎『空海の風景』読み始める。

午後、眠気と格闘しながら、かたつむりの歩みで仕事をこなす。
夕方、ふと気がつく。
要するに、体力が落ちているのだ。
走り込みが足りない。
体を甘やかすのに慣れ始めている。

今日は絶対に走ろうと固く決意し、少々残業して退社。

荻窪で降りると、白山神社の祭りをやっていた。
狭い境内に夜店が密集し、そこへ夜の明かりに誘われた虫のように中学生たちが群がっている。
祭は若い子たちをはしゃがせる。
はしゃぐと元気になったような気がするし、元気になったような気がすればそれは元気になったのと同じようなものだ。

matsuri

町は、どんどん祭をすればいいと思う。

巨大お好み焼きを買って食べる。
おっちゃんの口上が面白かった。

「うまそう? うまくねえよこんなの。俺の顔と同じ。なんてね、嘘嘘。(お好み焼きを裏返しながら)あんた大当たりだよ。一番いいのだよ。嘘嘘。全部同じだよ。同じように焼いてんだから。水飲むヒマもねえよ」

サイズは特大で、容器に収まらないほどだった。
おっちゃんの口上と手さばき無料見学つきで、値段が400円。
すっかり満足した。

8時半帰宅。
胃を落ち着かせてから、走りに行く。

家の前の道を西に向かい、東女のそばで以前走っていたコースに合流。
そのまま電通研究所前まで走り、青梅街道に抜け、家まで戻る。10キロややオーバー。
最初の2キロほどは息が上がって大変だった。
肺の空気がすべて入れ替わってしまえば楽になる。
体力勝負はその先。
さらにその先が筋力勝負。

シャワーを浴びストレッチをする。

来年3月のマラソンまで、芝居の稽古や飲み会やその他で帰宅が11時を過ぎた時以外、あるいは雨の日以外は、必ず走ろうと思う。
こういうのは、二週間続けられれば、あとはクセになる。