身の上とか

猛暑日に追い掛けられている。
東京の猛暑日は湿気を伴うため、擬音で表現すれば、
「カッ!」
ではなく、
「もわっ」
という暑さであることがほとんどだ。
ヒートアイランドでもあるし。
路地裏に迷い込んで、フル稼働中の室外機に囲まれでもしたら、ああもう、考えたくない。

朝、バナナ。昼は弁当の大盛。
13日に走りを再開してから、まめに走っているため、普通盛りでは少ない。

走り期間中に食事を減らすと、走る時のへたりがきつい。
例えばいつものコースを走っていて、7キロくらい走ったあたりで、膝ががくんと折れたりする。

それは減らし方が極端だったのかもしれない。
が、減らしているつもりがなくても、ペース配分や色々な条件によって、突然のエネルギー切れを起こしたことは何度もある。

夕方、いったん帰宅。
着替えて荻窪へ行き、トシさんと待ち合わせ。
差しで飲もうということになり、荻窪に来てもらったのだ。
北口の鳥貴族へ。
差し向かいにならないと話しにくいような話題をぽつりぽつり話し、ビールを飲んだ。
たとえば家族の話をする。
大勢で飲んでいて、自分からすることはあまりない話など。
それからプライベートの話をぽつりぽつり話し、聞く。

自分のことを話していたら、酔いの周りが早くなった。
自分のことを話すのも久しぶりだったし。

11時過ぎに店を出る。
文庫本片手にトシさんは地下鉄へ。
そしておれは家へ。