オイル漬けは味に利息がつく

10時起き。
卵かけご飯とシチュー食べる。

1時前に外出。
地下鉄で三越前へ。
お江戸日本橋亭にて、優都子ちゃん出演の朗読公演観る。
声が非常にきれいで、安定感の高い朗読だった。

三越前から神田方面に向かって歩く。
高校2年生の時に年賀状配達のバイトをした。
その時に配達した区域だ。

花粉飛散量は増大しているようで、目が痒く、くしゃみが止まらなかった。

秋葉原から総武線に乗って荻窪へ。
駅前の『花屋』でラーメン食べる。

夜、広島風お好み焼きを作って食べる。
ありものの材料で作ったが、まあまあ美味かった。

昨日久しぶりに牡蠣のオイル漬けをしこんだ。
塩とオイルと鷹の爪とローリエのみだが、牡蠣の旨味が凝縮され、白ワインに合う。
日に日に味が馴染んで美味くなって行くのだ。
来週あたりが食べ頃かもしれないが、その前に食べ尽くしてしまわないか心配だ。

『エアーズ家の没落』読了。
不幸を生み出すものの正体について、種明かしはなかったが、それをするとオカルトかミステリーのどちらかに針が振れてしまう。
種明かしはない代わりに、どちらでもないバランスを保ってもいる。
そして、怖さも持続している。
後味は良くないのに、読後感は悪くない。
不思議な作品だ。

筒井康隆『漂流 本から本へ』読了。
子供時代から現在に至るまで巡り会ってきた本を年代順に書いてあり、自伝のようになっているところが面白い。