底値

飲みの翌日にくよくよする。
これは躁鬱のリズムに似ているかもしれない。
いつからそうなってしまったのかわからないが、飲みの席であれこれ喋り、それを翌日に後悔するパターンが出来てしまった。
本当は出来ていないのだけど、出来てしまったと感じるようになってしまったのが、今年だ。
つまり、精神の全体を構成するパーツの配置が、どうもよろしくないのだ。

自分に明らかに非があることを、強烈に思い知らされる方が、まだマシだ。
そうでない場合の方が、自分でどうにもできないから、苦しい。

たぶん、そんな状態が続いていることも、今朝のくよくよの原因なのだろう。

それでも仕事に行き働く。

昨日送別会で送られた同僚は今日が最終日だった。
神妙な顔でお菓子をくばっていた。
神妙と自分は見えたけれども、それは謙虚ということかもしれない。
見習わないといけない、と思う。

7時帰宅。
今日は、本当におかしかった。
自分が、どうでもいい存在のように思えてならず、駅から家に帰る道の、なんでもない風景も、なんだか悲しいものに見えてならなかった。

家に帰り、あり合わせの材料でチャーハンを作って食べた。
ネギがなかったので生姜で代用した。

Wikipediaで渡哲也の記事を読み、少し元気になった。