8時過ぎ起き。
夕べは久しぶりに不眠に悩まされた。
午前中、不眠を引きずる形で、低いテンションのまま仕事。
それでも、待ち時間を利用して別の仕事をしたりなど、随分進んでいる。
昼、サンドイッチとコーヒー。
午後、隣席の同僚が頭を抱える。
送られてきたデータがぐちゃぐちゃで、それを自分が直すのかと思うと、心底うんざりしたらしい。
少人数に、多くの仕事が回されていて、明らかにうまくいっていないのに、人が増員されない。
こういう時は、責任感の強い人から順に、心が参っていく。
どこかで「適当に」しておかないと、参り損になる。
夕方6時前に仕事を終える。
チラシ打ち合わせのために府中へ。
飯田橋から京王線沿線に行く時、いつも九段下まで出て、都営新宿線を使っていたのだが、JRでそのまま新宿に出た方が遙かに早いのだと、路線検索をして気づいた。
九段下を使ってしまうのは、西葛西に住んでいた時のクセだろう。
7時前に府中のロイヤルホストへ。
細田君にメール。
およそ1年ぶりに細田君と話す。
相変わらず仕事は忙しそうで、日々の野球観戦が生き甲斐とか。
シーズンが終わってしまうと、生き甲斐時間がなくなり、一日の過ごし方が難しくなるらしい。
来年2月に上演する『暮れなずめ街』は、マグネシウムリボン第4回公演として初演された。
その時のチラシと舞台美術をやってくれたのも、細田君だった。
今回は、その『暮れなずめ街』と、第3回公演の『俺のつむじ風』を、合体させた作品にしようと思っている。
『俺のつむじ風』は、素舞台でやった他愛のない話で、役者の若さと勢いで押しまくる芝居だった。
当時の、あのメンバーの、あの体力とあの関係でないと出来ないようなものだ。
去年書き直してみて、そう思った。
『俺のつむじ風』は、メンバーのやる気がない、商店街草野球チームの芝居だ。
『暮れなずめ街』は、寂れゆく街に住む人々と、そこへやって来た流れ者による、一種の人情喜劇だ。
寂れゆく街、商店街。
つながりは十分ある。
純粋な形での再演ではないかもしれないが、前回のマグ不足『テキストファイル』で、かつてやった『断末魔の轟木氏』をバラバラにして構成し直すということを試せたので、その手法をさらに発展させて、新しい『暮れなずめ街』を書きたいと思う。
決まっていることやスケジュール、作品のイメージなどを打ち合わせる。
8時半に終了。
府中駅まで歩き、そこからバスで武蔵小金井へ。
JRで荻窪。
マックでハンバーガーとビッグマックを買う。
環八の交差点で信号待ちをしていた時、よくわからないが、突然心がすーっと晴れやかになった。
思い当たる理由はまったくない。
勝手に晴れやかになった。
「じゃあ、勝手に晴れてろ」
と心に言い聞かせ、信号を渡った。
もちろん青。
9時半帰宅。
Youtubeにアップするための稽古場映像の編集をする。
『テキストファイル』の時のもの。
『暮れなずめ街』用のノートを作らねば。
前回のノートは使い切ってしまった。
キャストは、女性が先にどんどん集まっている。
登場人物の整理を先にして、依頼をどんどんやっていかねば。
11月は、実は一番忙しくなるのかもしれない。