短くできるか

7時起き。
段ボールからシャツとソックスを探し出し、7時50分過ぎに家を出る。
自転車で新高円寺へ。
五日市街道と青梅街道が合流するあたりにある地下の駐輪場にとめる。

西新宿で降り、仕事先まで歩く。
途中、都庁周辺で遠回りをしてしまった。
歩いた時間は20分。
電車に乗っている時間の2倍歩いていた。

夏期休暇期間が明けたが、特に新しい仕事はなかった。

昼、休憩ルームで台本書きをするが進まず。

定時にあがり、6時過ぎ帰宅。
台本書き足しをしなかった代わりに、書く前段階の人物プロフィールを印刷した。
途中のものだが、微々たる進行でも見せられるものは見せていこうと思った。

稽古場まで自転車で行く。
20分かかった。

「みんなで筋トレする?」
声をかけると、なぜか全員で輪になり、腹筋背筋腕立てが始まった。
知恵、笑里、なるの三人が、普通に腕立て伏せをこなしていた。
筋肉があるのではなく、身が軽いのだろう。

場面のつなぎが徐々に形成されていく。
人物が出たり入ったりするリズムは前回と違うものになるだろう。
どういうのがぴったりくるのか、合わせ具合によって場面の長さや台詞の感じが変わる。
リアルな会話っぽく書いても、台本である以上それはやはり現実のデフォルメだ。
現実の会話をそのまま活字にして読んでも、面白いと言うことは滅多にない。
活字になった分、同じことの繰り返しなどの冗長さが際立つ。

で、今回のリズムだが、いち場面をどれだけ短く出来るかが肝なので、長い台詞は少なくしたい。
メッセージを会話という形で表して、なるべく無駄のないものにしていき、寄り道を減らす。
もちろんずっとそんな感じで進むわけじゃないが、意識はしていきたいもの。

前半は二人の場面が切り替わることで進み、それが3人4人と増えていき、最後に全体が一緒になるという流れを思い描いている。
具体的内容としてではなく、漠然とした印象があるだけだが、稽古が進むうちに段々と細部が明確になっていくだろう。

9時半過ぎ稽古終了。
自転車で帰宅。
風呂に入り荷ほどきを少しする。