自由の領域アップデート

7時過ぎ起き。怠かったが、食事の支度をしていると頭がすっきりしてきた。
朝飯になすのぬか漬けの一汁一菜。

洗濯物を干し、トマトの様子を確認する。一番古い茎が萎れていた。土曜日に根を半分カットしたのだが、それで弱ってしまったようだ。生命力が落ちているのかもしれない。この茎が枯れたら、去年から生き延びている茎はあと一つになるが、そいつは脇芽が育ったので四つくらいに分かれている。今年育てた桃太郎も同じように枝分かれし、先月の芋虫襲来を生き延び、若芽を生やしている。
11月になったら部屋にあげれば、また冬越えができるのかもしれないが、去年のトマトが生き延びたら来年三年目になる。そこまで生き存えさせることは、逆に命をもてあそんでいることになりはしないだろうかと葛藤している。

8時半過ぎに家を出る。クールビズ終了。といっても、上着は着ずネクタイのみする。しかし朝、オフィスにいるだけならノーネクタイでもいいと言われた。あらま! と、今くるよ師匠風にリアクションした。

午前中、ミニ会議参加。トップダウンの指示を感じさせる内容で、同僚Sさんはげんなりしているようだった。

昼、「蘭蘭酒家」でランチ。ランチメニューの豚肉と蓮根の炒め物に、餃子をつけた。ランチメニューではなくレギュラーメニューを頼んだ方が旨いのではないかと思った。フカヒレ麺とか食べたい。1800円。高っ。

日差しが強かった。この暑さならまだ泳げるんじゃないかと思った。

ルーティンワークに手をつけると、結構面倒なものだった。最近ずっとツール作業をしていたので、気分転換にはなった。ラジオを聞きながらやれたら最高なんだが。

消費税が今日から10%に上がった。高齢化と福祉予算のことを考えると、上げる以外の選択肢は思い浮かばないので、単に「余計にお金払いたくない!」という感情のみで反対している。麻酔は痛いから嫌! ノー麻酔で手術して! でも絶対痛くしないで!

そっちよりも、芸術に与えられる補助金の行方が気がかりだ。政府が諸外国含む世間に対して、「ウチはゲージュツにお金を惜しみませんのよホホホ」とスネ夫のママ風に格好つけるための予算だとすれば、「お金を何だと思ってるざます!」という批判は想定内とも思える。スネ夫ママを批判しても、しずかママに変わることはないので、スネ夫ママ批判をしても膠着するのみだろう。そこは迂回した方がいいと思う。
作者は、今が平和で表現の自由が守られている時代だという認識は錯覚なのだと肝に銘じた方がいい。日本はもう戦争中なのだ。
スネ夫ママにヒステリーを起こさせないために表現するには、逆輸入を常に視野に入れるといいのではないか。ママは外国の評判に弱いし。是枝監督の「万引家族」だって、カンヌでグランプリをとっていなかったら、補助金の件でもっと炎上していただろう。
自由の領域をメンテナンスしないといけない。もはやそれは、あらかじめ与えられた権利ではない。かすみ取られ、奪われ、穢されている。それでもまだすべてを奪われたわけではない。失ったものは、相手に気づかせず「まんまと」取り返した方がいい。「戦い」スタイルを採用してはダメだ。戦わなければならない時だからこそ、相手に、これは戦いだと気づかせてはダメだ。

6時半帰宅。洗濯物を取り込み、米を給水し、走りに行く。五日市街道を松庵まで往復。いつもより速いペースで、若干インターバル走気味に走った。初めのうちは心拍数が上がりすぎて苦しかったが、帰りは行きより速く走っても心拍数は上がらなかった。

サミットで買い物して帰宅。夕食にカツカレー食べる。

Amazon Primeで「次に見る」に登録しておいた映画が、もう観られなくなっていた。いつでも見られると高をくくっていたせいだ。TSUTAYA DISCASで観たい映画を登録した。「バートン・フィンク」など。

1時過ぎ就寝。