チェーンはずれる

7時起き。強めの雨が降っていた。
朝飯にご飯と味噌汁だけ食べる。母から、知人の老齢女性の話を聞く。年をとると食事の支度をするのが面倒云々。
そして、二十年以上前に亡くなった伯母の墓に、誰の者かわからない骨壺がいつの間にか収められていたという話を聞く。

さらっと聞き流したが、これ、とんもない事件ではないか? 墓を開けたら骨壺が二つあって、どちらの壺も同じ形なので、どっちが伯母の骨かわからなくなっていたんだぞ?

結局、二つとも共同の墓に移したらしい。
もう一つの骨壺について、親類ゆえに心当たりがなくはない。しかし、そのあたりのことは調べずにおいたそうだ。発見したのは伯父らしいが、藪をつついて変なものが出てくるのを煩わしく思ったのかもしれない。

午前中、エクセルの手直し仕事をしながら、昨日ツール修正をしていて気になったことを調べた。Excelの動作速度が遅すぎたのだ。
Officeのバージョンが2010から2016に上がり、Excelによるウィンドウの扱い方が変わったらしい。今までは複数のブックを開いても、ブックを扱うエクセルアプリケーションは一つだった。しかし現在は、いちブックにつき一つのエクセルアプリが割り当てられるようになっている。このため、二つのブックを別画面で表示させて作業するのが容易になったのだが、開くたびにエクセルのプログラムが個別に実行されることになるので、CPUの負荷が増大しているのではあるまいか。
昨日調べたツールは、いったん複数のエクセルブックを作成し、順番にデータを書き込んでいくというものだった。シートの数は読み込む元データの数と同じなので、多いときは5つにも6つにもなる。エクセルを同時に5つ起動させたら、いくらマルチスレッド処理のCPUだとて、サクサク処理が進むようには思えない。複数のブックではなく、同じブックにシートを追加していくような処理に変更した方がいいかもしれない。

昼、コンビニでどん兵衛のみ食べる。

『暴走する日本軍兵士』読む。
幕末の志士たちが後世の日本人に与えた影響の強さを感じた。いい感じ方ではない。幕末はテロリズムが横行する時代だった。必要だからそうしていたというより、そうすることが正しいと信じ、そうすることが快楽である人々がはびこっていたのだ。現代の常識で考えれば異常だ。
その連中が、明治になると維新政府に対して大いに不満を抱く。不平士族たちの反乱が、明治最初の10年間に頻発する。「いずれ朝鮮にも清にも攻め込む」と息巻いている。攻めて、その先どうするのかなんてこと、考えているわけがない。やがて、反乱では明治政権の転覆は不可能とわかった志士たちは、壮士と呼ばれる存在になる。彼らが朝鮮半島に渡ったのは、前線への逃亡であり、幕末の再現でもある。物騒過ぎる。
志士たちは、動機が純粋であれば許された。そのムードは国民にもあった。

今でもそうだと思う。

もちろん、傑物たちはいたが、志士的ムード全体を甘い感傷で許すことは、連合赤軍やオウムに通じるような気がする。新撰組と坂本龍馬の両方を、日本のためを思っているからという理由で賛美するのは、変だよな。
小説や漫画などの虚構に描かれた幕末は、そうしたムードを助長している。『龍馬がゆく』は、そりゃ面白いけど、あくまでも虚構だ。むしろ方法論だけをとりだせば、清河八郎のやり方が現代に応用できそうだ。敵のカネで敵を倒すんだから。

夕方6時に雨はやんでいた。自転車に乗ると、後部ギアの様子がおかしかった。異音がした。見てみると、ギアの部品が曲がっているように見えた。走りながら前輪ギアをチェンジしてみた。異音は止まらなかった。突然、ペダルが空を切るような感覚があった。チェーンがはずれていた。
家までは4キロ以上あった。近くに自転車屋はないか検索した。中野の川島商店街に「サイクルセンターヤマグチ」という店があった。そこまで自転車を押して歩いた。
町の自転車という感じの店だった。店の中には初老の店主がいた。声をかけるとすぐに見てくれた。「あー、これ、曲がっちゃってますね」と言い、ギアの部品をドライバーで緩め、角度を調整し、ギアチェンジの具合を確認してくれた。修理代は580円だった。お礼を言って店を出た。
ギアの調子は前よりも良くなっていた。しかし、川島商店街を抜けてすぐに、強い雨が降ってきた。軒下に避難するが、すぐにはやみそうになかった。濡れて帰ろうと思い、業務スーパーのところまで走った。自転車をとめ、店に入り、ハム、サツマイモ、飲み物などを買った。店を出ると雨はやんでいた。

7時帰宅。食パンを焼き、サラダ菜とハムを挟んで食べた。

ヨギボーから、クッションの補充ビーズが届いた。750グラムだったが、軽いために、梱包用の段ボールはかなり大きかった。
750グラムすべてを補充すると、クッションはパンパンに膨れて、縦に自立するようになった。また、座りやすくなった。

吾妻ひでおが亡くなった。
初めて買ってもらった漫画の単行本は、吾妻ひでおの「ふたりと5人」だった。6歳の時だった。友だちが持っていて、自分も欲しいとねだったのだと思う。
「ふたりと5人」がどんなストーリーだったか、ほとんど覚えていない。オサム、先輩、ユキコちゃんと4人の家族によるギャグ漫画だったと思う。オサムがやたらにカツ丼を食べたがっていたので、カツ丼は旨い食べ物なのだと認識した。
「チョッキン」という作品もあった。これは7歳か8歳の時に読んだ。ホームレスみたいな暮らしをしてまでケチに徹した両親とチョッキンの三人家族の話。でも父は超大金持ちで、大会社の社長という設定。変な漫画だった。

日本シリーズを見ようと思ったらもう終わっていた。ソフトバンクが巨人に四連勝した。今週末、ゆっくりと楽しもうと思っていたのに。どうしてソフトバンクは手加減してやらないのだ。

11時就寝。

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