ラジコンと釣り

6時45分起き。ちゃんこなべに火をかけ、コンビニに行き水を買ってきた。ちゃんこは一日置いて野菜がかなり柔らかくなっていた。豆腐とにらはまだ入れてない。今日、肉を買い足して、一緒にいれよう。肉は挽肉を買ってきて団子にしようか。

一昨日見たUFOは、ドローンではないかと思う。LED発光していたのは、6時を過ぎて外が暗かったためだろう。しかし杉並区和田上空を撮影して面白いことでもあるのだろうか。

多摩川べりでラジコン飛行機を飛ばす動画がYoutubeにアップされている。カメラを搭載しているので、飛行感覚満載の映像だ。子供の頃、ラジコン飛行機をを持つなんて夢のまた夢だった。今ならいくらかかるかわからないが、たぶん買えるだろう。
ドローンを釣りに使えないものか考えた。ルアーを取り付けて遠くのポイントまで飛ばすのだ。
調べると、そうしたドローンは存在するらしい。スマホで操作ができ、最大450メートルの距離まで運べるそうだ。外国の商品だが、日本でも手に入るのだろうか。
しかし、日本ではドローンから何かを投下することは法律で禁止されているそうだ。夜間飛行もダメなので、シーバスのナイトゲームに使うのも不可能だ。

夜間飛行がダメととうことは、一昨日のあれも、ドローンではないということになる。やはりUFOだったのだ。

海外サイトを見ると、釣りの仕掛けを遠くに飛ばすため、圧縮空気のキャノン砲を使う映像があった。ラインを太くしないと切れてしまうだろうと思った。

ラジコンボートで釣りをする方法も、色々な人が試しているようだ。「釣りキチ三平」にもそういう話があったが、あれは30年以上昔で、ラジコンはまだ高価だった。
ラジコンボートの力だけで大物を釣るのは無理があるが、ルアーをポイントに運ぶのに使うのは面白いんじゃないか。

トマトが実をつけ始めていた。10月末から直射日光が当たらなくなっているにもかかわらず、茎は太くなり、葉は大きく育ち数が増えている。容器ごと透明のビニールで覆えば、簡易温室になるんじゃないか。

昨日よりまた少し寒くなっていた。

昼、「味咲家」でカツ丼食べる。ご飯の量がそれほど多くないのに、カツの存在感はある。そこがいい。
二十代の頃は飯を大量に食べた。一食一合は基本で、丼ものを自分で作る時は二合になった。金がなくても米さえあればなんとかなった。そして金のない時ほど炊く量は増えた。あの頃の自分が「味咲家」のカツ丼を食べたら物足りないと思うだろう。だが今の自分にはちょうどいい。

今やチェーン店になったすた丼の店が、まだ国立と国分寺にしかなかった頃、大盛はご飯が三合くらいあった。肉の量は並と同じだったので、ご飯を減らすのが大変だった。あの一杯が、若い頃の胃袋の膨張限界点だったと思う。二杯完食すると、店にメッセージカードを貼らせてもらえた。新年度が近くなると、近くの大学の体育会連中が押しかけて、部員勧誘メッセージを貼るため、大盛二杯にチャレンジしていた。女性の場合一杯でよかったので、マネージャーも挑戦していた。完食のメッセージは、女性も多かった。
当時の店員はリーゼント姿のあんちゃんが多く、まるで金八先生の荒谷二中卒業生が経営するラーメン屋みたいな雰囲気だった。大盛を頼むと店員の目が光った。おい若いの、ちゃんと食えるんだろうな、という圧力が感じられた。
一度、公演チラシの広告を載せてもらえないか頼みにいったことがある。リーゼントのあんちゃんは、しかし、案外真剣に考えてくれて、「今さあ、ボスがいねえからなんとも言えねえんだわ。夜にまた来て、直接話してくれるか? 悪いな、すぐ返事できなくて」と言った。かっこよかった。

ここ数年で食べた大盛で一番すごかったのは、上井草「アストラーダ」のライス特盛りだった。馬で言えばラオウがまたがる黒王号のような迫力でテーブルに登場し、平皿に山と盛られたライスの中央にはくぼみがあり、生卵がのせられていた。自分で頼んでおいて残したら切腹ものだと思い、死ぬ気で食べた。

『戦争と平和』読む。
ウルムの戦い。援軍のロシア軍が到着する前に、オーストリア軍は敗れてしまう。ニコライの初陣。生と死の境界線に近づいた時に初めて世界の美しさがわかる場面。戦争ものの小説や映画にそういうシーンはあまたあるが、その元ネタだと思う。

鶏挽肉としいたけを買って、6時半帰宅。しいたけ、人参、ニラ、長ネギを刻み、鶏団子を作って、ちゃんこ鍋に足した。残ったにら、しいたけ、豆腐も足した。
火を止め、走りに行く。中村橋まで往復10キロ。
風呂に入ってから、ちゃんこを食べる。鶏団子はなかなかうまく出来ていた。