ビートルズ『ゲット・バック』見て、生きててよかったと思った

6時半起き。

Disney + のページに行ってみたが、『Get Back』の第2話はまだ配信されていなかった。

洗濯をし、水耕栽培トマトの水足しをする。最近はさすがに肥料は入れず、水だけ足すようにしている。寒くなり葉が萎れてきた。

7時50分に家を出る。ネックウォーマーと冬仕様グローブをした。
自転車で現場へ。ゆっくり丁寧に運転する。

午前中、昨日作ったインポートの仕組みで得たデータが、旧システムのクエリで発行するデータと同じかどうかを確認する。あっさり全件が一致したので、次のステップに入る。

昼、『TOKYO REDUX』読む。第二章の主役室田秀樹は、『TOKYO YEAR ZERO』に出てきた、死んだはずと思われていた女と一緒に暮らしていた刑事か? 時代は昭和39年になっている。行方不明の作家、黒田浪漫を探すよう依頼された室田の、調査の日々。女はもういない。

午後、ゴッド氏ツールのフォームレイアウトなどを改修する。ノートで使う人もいるので横幅を小さくした。他にも、検索関連の調整色々。なんだか、大げさなツールになりつつある。

夕方、オーケーストアで買い物。スモークサーモン、ポテトフライ、ビール、サワー、さつまいも買う。

6時40分帰宅。今日は日本シリーズはないので、ゆっくり入浴し、8時からビートルズ『ゲットバック』の第2話を見た。

第1話の終わりで、ビートルズをやめると言ってジョージが去っていく。これは有名なエピソードであるが、その理由は、映画『レットイットビー』に使われているポールとの口論映像から推察される、メンバーのギクシャクした関係によるものと長年思われていた。おそらくポールさんやジョージもそう思っていたフシがある。
しかし、昨日第1話を見て、いやいや、音がうまくいかないからでしょうと思った。うまくいかないからこそ現状の不満は募る。で、ぶち切れて飛び出した、ということだろうと。

第2話は、スタジオにポールとリンゴしか来ない状況から始まった。完全に停滞モード。しかし、ジョンから電話があり、ポールと二人だけで話すことになる。二人は相談し、色々話す。この会話が、なんと、隠しマイクで録音されていたのだ。二人は色々話す。演奏における指示の出し方について。つい細かく言っちゃうポールと、とにかくやってみようぜのジョン。

四人は再度話し合い、ジョージはスタジオに戻ってくる。しかし、音はなかなか決まらない。それにも関わらず、少しずつ曲は形になっていく。

ピアノが必要だ、ということで、たまたまロンドンにいたビリー・プレストンをスタジオに招き、エレクトリックピアノを弾いてもらう。それまで、形になりかけていたけど、何かが足りていなかった曲「Get Back」が、見違えるほど良い曲になる。メンバーの顔がほころび、皆はこの曲に夢中になる。「これシングルいけるよ」とジョージ。

音が良くなれば、みんな機嫌がよくなる。バンドマンなら当たり前のことなのだが、ゲットバックセッションにはそういう瞬間はなかったと、半世紀ずっと思われていた。それが覆ったのが、第2話のこのシーンだったと思う。

最高としか言いようがない。この場面を見られて、生きててよかったと思った。

第2話は3時間近かった。途中休憩しながら見るつもりだったのに、瞳孔開きっぱなしで一気に見てしまった。

生きててよかった。

1時過ぎ就寝。