衿沢世衣子の新作読む

朝、またチャルメラ食べる。
野菜スープが残っていたので、そこに麺を入れて食べた。

昼過ぎまで昨日に続いて、喋りに関するさまざまな情報を調べる。

午後2時に外出。
近所の四麺洞という店へ行き、ドカ肉ラーメンを食べる。
野菜増しにしてもらう。
食べ終わると、よろけるくらいにお腹が張っていた。
麺の量は変わっていないはずだが、野菜を増やしただけで満腹感が違った。

あまりの苦しさに、家に帰ってから横になる。
そのまま2時間ほど昼寝する。

5時半に起き、着替えて稽古場へ行く。
よく利用するところだが、一人で使うのは初めてだった。

6時から筋トレをする。
腹筋、背筋、腕立て伏せを順繰りにこなす。
筋力が落ちたことを実感する。

発声と滑舌のトレーニングをして、小休止してから稽古をする。
ノートとシャープペンシル片手に、設定した場面ごとに台詞を言ってみたりする。
頭で創作するのと、体で創作するのは、随分違いがあるなあと改めて思う。
たとえば、家で面白いことを書いて、稽古場で実際に演じてみても、ちっとも面白くない。
そして、稽古場で思いついて演じてみるととても面白いのに、それを文字にしてみるとちっとも面白くない。

もちろん演じて面白いものを優先していかなければならない。
だからメモは手放せない。

キャラクターの演じ分け、主人公の語りのスタイルなどを試行錯誤するうちに稽古は終わった。

9時半帰宅。
風呂に入り、サイト更新と、DMの入稿手続きをする。

衿沢世衣子の新刊『Sato Shio』読む。
デザインスタジオを舞台にした、地味なお仕事漫画だが、日常のふとした瞬間を台詞なしのカットで表現するおなじみのスタイルは健在だ。
読んでいて心地好い。
恋愛が出てこないというところがいい。
意図的に書いてないのだろうか。
『ちづかマップ』にも『シンプル・ノット・ローファー』にも恋愛はなかった。
なくて、全然いいと思った。
恋愛なしに書ける才能がある人だと言い換えるべきかもしれない。