スイカを食べて夏の供養を済ませた

朝、キャベツとまいたけの和え物、春菊のマヨネーズ和え、目玉焼きを食べる。

腕の痛みはピークを過ぎたようだ。

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』読む。
読むのは二度目。
主人公ホールデンが、映画『さらば青春の光』のジミーみたいだと思った。
舞台設定は1950年代前半だろうか?
だとしてもホールデンの在り方は、60年代の若者を思わせる。
主人公がクレージーだという理由で、出版社から原稿を突っ返されたのもわかる気がする。

夜、麻婆豆腐を作る。
珍しく市販のタレを使わず、長ネギを刻んで豆板醤やオイスターソースで味付けした。
やや甘かった。

冷蔵庫に残っていたスイカの、最後の残りを食べる。
暑かった今年の夏が、成仏しきれずに、スイカの姿で目の前に現れたのだとすれば、今日、供養を済ませたことになる。
さらば夏。