おっぱいプリン

 勤労感謝の日なので、勤労に感謝しながら昼まで眠っていた。稽古は中止。参加者が少ないからだという。
 思わずぽっかりと休日が出来たのを喜んでいたのだが、もともと今日は休日だったのだ。残念。平日だったら良かったのに。つまり、社会が平日で自分も平日のところを、社会が平日で自分が休日になれば良かったのにという話だ。

 午後、掃除と洗濯をしていると、山ちゃんこと山崎幸子から電話。
 「今から新宿に来て下さい! 健さんもいます!」
 「え? なぜ? 今何しているの? それよりもなぜ新宿へ?」
 「もう、塚さん、いいじゃないですか!」
 「そりゃいいけどさ、事情も分からず新宿に行くなんて、なんだか運命に翻弄されるみたいでやだな」
 「翻弄しますよ!」
 「やめてよ」

 そういう訳で夕方、新宿へ。山ちゃんの教えてくれた店に行ったが、従業員に聞いても「山崎様に松本様ですか。そういった名前の方はいらっしゃってませんね」ということだった。
 携帯に電話しても、二人は出ず。
 何てことだ。本当に翻弄されてしまった。

 仕方なく二人の携帯にメッセージを入れ、一人寂しくTSUTAYAのアジア映画コーナーでふらふらする。
 7時40分頃、健ちゃんから電話。何と、さっき入った店に二人ともいたらしい。
 「いないって言われたぜ」
 「あれえ? 後から一人来るって言っておいたんだけどなあ」
 どうも従業員君は、忙しさにパニックだったらしい。

 店を代え、3人で飲む。
 カタギノマタギの本番中に、みんなでおかずを作ってこようという話になった。
 「それじゃあ山ちゃん、お菓子作ってきます」
 すると健ちゃんが、「プリンがいいなあ」とつぶやいた。
 俺も悪乗りして、 「おっぱいプリン作ってこい」と命令。
 山ちゃんは、「わかりました」と快諾。
 そこまでは良かったのだが、顔をまだら赤緑にした健ちゃんが、「今回、女優が5人いるから、一人ずつ型を取ろう・・・」などと爆弾発言をかました。
 誰が猫の首に鈴をつけろと?

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