何しろ朝の5時半まで起きていたものだから、昼の3時まで寝ていたのは仕方がない。
ただ夜型の連鎖がこうして続くのかと思うとやりきれない。
まるで夜に呼ばれているみたいだ。
簡単に食事を済ませてから、台本関連の資料とにらめっこ。
作業としてはひたすら頭の中にイメージを取り込むだけ。
いわば、スキャナーをかけまくるようなものだ。
肩の凝る仕事の気晴らしに夕食を作る。
キャベツが余っていたのでかた焼きそば。
豆腐があったのでなめこと一緒にみそ汁にする。
コーヒーメーカーのサーバーが割れてしまったのは先月のことだ。
以来、緊急措置としてインスタントコーヒーを導入したものの、付け焼き刃の感は否めない。
よって最近は、薬缶とフィルターでコーヒーをいれている。
コーヒー通に言わせれば、コーヒーメーカーこそ邪道らしいが。
俺にはよくわからない。
夜、ケーブルテレビで「ショーガール」をやっていた。
躍動しすぎる肉体美は時として笑えるという事を発見した。