9時に起き朝飯の支度をしていたら雨が降ってきた。
急いで干していた干物をしまう。
もう少しカラカラに干したかったが仕方ない。
山芋のすったものに挽き割り納豆、オクラ、卵黄を入れ、よく混ぜてからご飯にかけて食べる。
あとは昨日作ったポテトサラダと、豆腐のみそ汁。
「パパ、黒澤明」読み終わる。
著者である和子さんが3人目の子供を産むくだりは迫力があった。
次男と15才違いであり、一人で生んで一人で育てようと思った子で、父親は妊娠中の和子さんを見ても少し太ったとしか思わず全く気づいてなかったらしい。
そして、「パパの孫を産んできます」と置き手紙を残して病院へ。
生まれた子供の父親やその経緯については何も言われることなく、両手を広げて孫を迎え入れてくれたという。
そのエピソードだけ抜くと父娘の美談風に感じてしまうが、全編を読んでみればそうでないとわかる。
監督はただ無頓着なだけなのだ。凄い天然だ。
昼、一夜干しの干物を焼いて食ってみる。
大ぶりの鯵だったので食いでがある。
赤塚不二夫「バカは死んでもバカなのだ」読む。
これは対談集。
しかし赤塚さん本人は酔っぱらって眠ったりしていて、普通の対談本になっていない。
身のある話が出てこないところがまことに楽しい。
もちろんそれは逆説で、身のある話を絞り出そうとする対談などちっとも身にならないということだが。
対談相手が豪華。
夜、鯵の干物、ポテトサラダ、ほうれん草のおひたし、茶碗蒸し、豆腐のみそ汁。
しばらく前からかつお節が切れており、顆粒状のだしで急場をしのいでいるが、やはり物足りない。
アメ横に行く機会があれば、いいかつお節を3本ばかり買ってくるのだが。
近所の乾物屋で買うと、1本1500円くらいするので、ついつい買うのを躊躇するのだ。
1本買っておけば数ヶ月もつが。