朝からうだうだと台本を書いた。
A7サイズの小さいメモ用紙を最近は使っている。
フィールドノートみたいなものだ。
これに色々なシーンが下書きされており、パソコンに向かう時は推敲と清書が同時に出来るという仕組みだ。
どうせパソコンに打ち込むのだから、台詞まで手書きで細かく書くことはないだろうと前は思っていたのだけど、推敲のことを考えるとむしろある程度台本の形にして下書きをした方が実は効率がいいとわかった。
実際、書くペースはこのところ安定しているのだ。
昼にコピー作業をして、4時に沼袋へ。
マクドナルドで制作の打ち合わせをする。
予算のやりくりと集客について頭を抱える。
山ちゃん曰く、
「毎月積み立て貯金をしよう。少しずつでもいいから」
稽古開始ぎりぎりまで話し合いをする。
6時から稽古。
とはいえ、初日なので顔合わせと読み合わせだけ。
配役は決定している。
昔は稽古開始後1週間は様子見で、どの役を誰がやるかわからなかったのだが、最近はおなじみのメンバーが多いため、キャスティングがしやすいのだ。
しやすいというのは役者に合った配役がというわけではなくて、むしろその役者がやったことのない役の予想がつきやすいという意味だ。
稽古参加者は塚本、松本、山崎、鶴田、松井、片桐、三代川、土田、前田、秋吉。
三代川は2000年の「夏の子プロ」
片桐は99年公演「暮れなずめ街」以来の参加である。
本読みの時、最初はものすごくテンションを高くして読んでいた片桐だったが、読み進むうちに普通の声になっていった。
まるでデーモン木暮のオールナイトニッポンみたいだった。
読み合わせを2回やり、今日は早めに解散。
沼袋の小道にある居酒屋で飲む。