『みごろ!たべごろ!笑いごろ』その2

 『魁!クロマティ高校』の予告編をネットで見た。
 原作の馬鹿馬鹿しさを忠実に再現していたが、原作は超えられないだろうと思った。
 忠実すぎるからだ。
 マンガでは5年も前にできたギャグの表現に、やっと映画が追いついたように見える…なんて書くのは映画に対してちょっとひどい言いぐさか。

 マンガはフットワークが軽いから、企画書を通さなくてもとりあえず作者の描きたいものが描ける。
 その点は非常に羨ましい。
 逆に言えば、マンガが他のジャンルに遅れ始めたら、日本の文化はヤバイんじゃないか。

 『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』たべごろBox 見る。
 伊東四朗と小松政夫のコンビはますます快調。
 キャンディーズも段々と自分をさらけ出すようになってきている。
 だが、収録されたコントはみごろBOXより少ない。
 西田敏行がカバ大将のコーナーで場面をさらっている。
 その器用さは今見てもなかなかのものだ。

 名古屋場所では朝青龍が優勝した。
 14日目まで琴欧州と争っていたのだが、経験の少ない琴欧州が千秋楽で自滅したため、優勝決定戦までいかなかった。
 勝って優勝を決めた朝青龍は、右手の拳をグッと握って喜びをあらわしていた。

 夜、にんにくの芽と竹の子を炒め、余った豚角煮を加えて煮込み、片栗粉でとろみをつけて食べた。
 あとは、安かったうにと、まぐろの刺身、味噌汁。

 昼よりも夜の方が蒸し暑かった。
 台風が近づいているせいだろう。