働いて儲けて稽古

 珍しく、朝シャワーを浴びる。

 昼、久しぶりに千駄ヶ谷のホープ軒へ。
 小雨が降り寒かったので、ラーメンにはちょうどよかった。

 図書館で『ザ・ファシリテーター』借りる。
 ファシリテーションのスキルを、小説の形で説明したもの。

 夕方、中野へ。
 マクドナルドでマックチキンとデミグラチーズバーガーを食べる。
 デミグラチーズは、名前の通りチーズバーバーにデミグラスソースが使われている。
 ソースは、まずくはない。
 が、まずいチーズがはさまっているから、すべてが台無しだ。
 マクドナルドはどうしてあんなゴミ捨て場みたいな味のチーズを使うのだ?
 それから死体みたいな味のマヨネーズを使うのもやめて欲しい。
 どちらも使ってないハンバーガーが、一番安いけど一番ましな味に感じる。

 7時にザ・ポケットへ。
 大学のはるか下の後輩である豊田君が出る芝居を見た。
 LIVES の『恋の妖精』

 客席で豊田君と同世代の大矢君と会う。
 しばらく、サークル話。
 「豊田君はまだ藤沢に住んでるの?」
 「今年金を貯めて一人暮らしを目指すらしいです」
 「学生時代、藤沢から通って、それで夜は稽古じゃ、大変だったんじゃない?」
 「すごい生活してましたよ」
 「一人暮らしすればよかったのに。バイトとかしてさ」
 「俺ら、バイトできなかったんですよ」
 「なんで?」
 「バイト、禁止だったんです」
 「なんで?」
 「そういうレベルじゃないだろ、みたいに言われてました」

 つまりは、バイトと稽古を兼ねるほど芝居がうまくないのだから、バイトはするなということだったらしい。
 むしろバイトをしまくって色んな人と触れた方が芸の肥やしになるのに、もったいない話だ。
 経済的にも逼迫するだろうし。

 芝居はペンションを舞台にしたストレートなもの。
 ナレーションを多用していた。
 上演時間は2時間と少し。

 終演後、混雑するロビーで豊田君に挨拶する。
 舞台美術をソマリ工房さんがやっている関係からか、空中バレエの坂くんがいた。

 10時半帰宅。
 シャワーを浴び、ウイスキーをちびちび飲む。

 『タモリ倶楽部』見る。
 空耳アワード2005をやっていた。
 メガデスの元ギタリスト、マーティー・フリードマンが出ていた。
 日本語がものすごく堪能だ。
 彼の解説付きで空耳作品を堪能し、ウイスキーをちびちびやる。
 これは極上の幸せだ。