角煮は計画的に

 最近プログラミングの本ばかり読んでいる。
 PCスキルを上げたいというのが最初の目的だったが、今はただ興味に任せ、手当たり次第読んでいるといった感じだ。
 一つの言語だけでなく、ほかの言語も平行して勉強した方がいいと書いてあった。
 これは、当たっていると思う。
 いくつかの言語を平行して学ぶうち、言語とはこういうものであるという哲学が、自分の中で形成されていくからだ。
 プログラミング言語だけでなく、人の話す言語もそうかもしれない。
 英語と同時にフランス語とかドイツ語を平行して学んだ方が、かえって覚えるのが早いかもしれない。

 夜、久しぶりに豚の角煮を作った。
 鍋に水をはり、豚バラ肉のかたまりを入れる。
 ざく切りにした長ネギ1本分とショウガ一かけを加え、水から弱火でゆっくり煮ていく。

 ここで重大なことに気づいた。
 晩飯のおかずにするには、豚角煮は時間がかかりすぎる。
 結局、夕食には冷凍たこ焼きをレンジで温めて食べることにした。

 柔らかくなるまでおよそ2時間煮込む。
 その間、別の鍋にだし汁400cc、醤油100cc、砂糖大さじ4杯、焼酎100ccを入れて暖める。
 焼酎ではなく、泡盛を使うべきなのだが、焼酎しかなかった。
 これに、煮込んでいる鍋から煮汁を加える。
 こってりにしたければたくさん。
 あっさりにしたければ少なめ、もしくは加えない。

 煮込んだバラ肉をまな板にあけ、さましてからカットする。
 脂身のある部分を上にすると切りやすい。
 切った肉を別の鍋に入れ、落としぶたをして1時間煮込む。
 柔らかくしたければ2時間。
 もっと柔らかくしたければ3時間。
 水気がなくなってきたらだし汁を足す。

 できた角煮を肴に酒を飲む。
 うまいが、時間がかかりすぎるのが欠点か。

 夜、『タモリ倶楽部』見る。
 タイルの貼り方教室みたいなことをやっていた。
 職人の技はすごいなあと素直に感心した。
 これを見て、タイル職人になりたいと思う人は、結構いると思う。