ブロンズの地中海

淡々と仕事をしつつ夕方まで。
司修『ブロンズの地中海』読む。
主人公のカヨさんが、1940年前後のパリに、ただ惚れた男を追って渡る話。
パリ陥落の年だ。とんでもないタイミングである。
しかし時制は現在で、彼女が弟に自分の過去を語るというスタイルをとっている。
さらに彼女はすでに死んでいる。
なんとも不思議な雰囲気の話。
こういう話はとても好きだ。
(結局、幽霊ってことなの?)
みたいなことを気にせず読むから面白い。
そういうものだととらえて読まないと、面白くないだろう。

夜、西荻窪でラーメンを食べる。
トッピングのスタイルは<ラーメン二郎>風だった。

のどはこれ以上悪くはならず。
ただし、やはり体調は良くない。
今日が稽古休みで良かった。
うがいをし、暖かくして寝る。