起き抜けコーヒー

8時起き。
最近涼しくなってきたためか、朝起きるのが辛くなった。
タイマーつきのコーヒーメーカーなんてものは、売っていないものか。
起きる時間に合わせ、豆を挽くところから始めてくれるやつ。
目を覚ました時テーブルに入れ立てのコーヒーなんてものがある状況。
それをおれは<幸福>と呼びたい。

豆を挽くことにこだわらなければ、普通のコーヒーメーカーにタイマーをつなげればある程度は可能かも知れん。
だが、粉の状態で一晩おいておくと、味が落ちるだろう。
やはり豆にこだわりたい。

豆といえば、鶴マメからメール。
『RING』公演に参加できて良かったとのこと。
後方支援をしていたわたくしとしても、それは良かった。

夕方実家へ。
餃子、卯の花、キノコ炒めを食べる。

『ガラパゴスの箱船』読了。
ヴォネガット流ハルマゲドン。
『猫のゆりかご』と、そういう意味では似ている。
根底にあるのがペシミズムではないところに、ヴォネガットの真骨頂があると思う。

トルストイ『戦争と平和』1巻を、本棚から引っ張り出してきた。
9年ぶりに再読。
描写の精密さには驚嘆させられる。
どのページも、頭の中で映像化が可能だ。

ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』を口述筆記で書いた。
口述筆記のメリットは、思考のスピードを損なわず描写に専念できることだろうか。

トルストイは『戦争と平和』を、どのように書いたのだろう。
手書きだとすれば、恐ろしい文章量だ。

夜、ジョギング。
松江から首都高7号線入り口付近まで走り、船堀街道を南へ戻るコース。10K。
ipodでクレイジーケンバンドを聴く。
ゴール間近になると必ず「タオル」が流れるようにしている。
この曲を聴くと、疲れが吹っ飛ぶ。