朝青龍引退相撲

朝9時起き。
母に頼まれ、寝室のDVDデッキのタイマー録画をセッティングする。
テレビの脇にディスクを入れる箇所があり、予約は画面を見ながらするもので、甚だわかりにくかった。

カレーライスを食べ、ドンキホーテへ。
オペラグラスを購入。

10時に家を出る。
門前仲町経由で両国へ。
上着を着ていると暑かった。

朝青龍の引退相撲を見るために国技館へ。
客層が本場所とは微妙に違う。
全体的に若い。

正面2階席に陣取り、最後の土俵入りを見る。
朝青龍が出てくるだけで会場は大いに湧いた。

後援会の会長が挨拶をした。
「朝青龍が好きな人も嫌いな人も、沢山いると思い…」
黄色い声がすかさず被さる。
「大好きー!」
すると拍手が波のように広がり、
「大好きだー!」
「朝青龍!」
という声援があちこちで飛び交った。

断髪式が行われた。
みのもんた、赤井秀和、格闘家の石井、内田裕也、沢村一樹、曙、ホリエモン、つんく、亀田興毅などが来ていた。
格闘技界からあまり人が来ないのは意外だった。
モンゴルの音楽にのせ、ドルジのお父さんが登場すると、大拍手となった。

最後は高砂親方が鋏を入れ、断髪式は終了した。
さようなら朝青龍。

その後、幕内の取組を見る。
魁皇は相変わらず人気がある。
日本人大関は彼一人になってしまった。

白鵬と日馬富士の一番を見て国技館を出る。
4時半だった。

清洲橋通りの「クインベル」へ行き、早めの夕食。
昼に何も食べなかったので、いい具合に腹が空いていた。
蛤と牡蠣と白身魚のサフランソース、鴨肉のオレンジソース、それから定番の牛カツサンドを頼んだ。
美味しい。
ソースは濃厚で、見た目の量はそれほど多くはないのに、確かな満腹感がある。
満足感に裏打ちされた満腹感かもしれない。

7時帰宅。
帰りに買い物をしたら、牡蠣が並んでいた。
過熱用をひとパック購入した。

牡蠣のオリーブオイル漬けを仕込み、冷蔵庫に入れる。
風呂に入り、10時くらいからワインをちびちび飲む。
朝青龍の引退について、気持ちの整理はかなり前についていたので、感情が揺さぶられることはなかった。
温かい感謝の気持ちだけがあり、それが自分を落ち着かせていた。
よほどのことがなければ、当分相撲を見に行くことはないだろう。
「クインベル」は牛カツサンドを食べるために、年に2回くらいは行きたいものだが。