新潟行き

朝5時半起き。
レンタカーまで自転車。
車を借り、家に戻って荷物を積む。

昨日よりも気温は低めで、空は曇り気味だった。

あちこち寄り道をして、9時に関越自動車に入る。
雨が降り始めた。
高速を走り始めてからすぐ、雨の勢いが強くなる。
SAに寄り、地図を確認し、朝飯にカツカレーを食べる。
食べ終わってから、カツサンドの「まい泉」のコーナーに気づいた。
カツ丼があった。
それにすればよかったと、少し後悔する。

雨の勢いはかなり強くなっていた。
早起きをしたのと、朝飯を食べた直後だったのとで、眠気を感じたので、嵐山で再び休む。
メガシャキを飲んで、10分ばかり仮眠を取る。
これだけのことで、頭は大変すっきりした。

群馬県に入ったあたりで雨は小降りになった。
昼までに柏崎に着きたかったので、けっこうスピードを出して走った。

小千谷あたりだったか、追越を繰り返して、前を走る車がいなくなったときにミラーを除くと、覆面パトカーが後ろにぴったりつけていた。
スピード違反だ。やってしまった。

PAに入り、パトカーで書類にサインする。
20キロオーバーだった。
記録をとった時がそれだったのだが、もっと出していたかもしれない。

気を取り直して走る。
新潟は晴れてこそいなかったが、雨は降っていなかった。
1時過ぎに柏崎インターを降りる。

1時半、「エポリエ」でランチセットを食べる。
鯨波海水浴場の近くにあるこの店は、ラーメン屋の陰に隠れており、知っていなければ見落としてしまいそうだ。
店の入口もわかりにくい。
土産物屋の中にある階段を上がった2階にあるのだが、階段ののぼり口にはカーテンが引かれていて、上がっていいのかどうか躊躇する。

ランチプレートが一食分しかなかった。
それと、パスタを頼む。

ランチプレートは890円なのだが、雑穀の入ったご飯に、野菜がふんだんに使われた料理が量も種類もたっぷり盛られていた。
プラス250円でデザートをつけたが、これもマンゴープリンやシャーベットやチョコレートソースのかかったその他スイーツが盛られていた。
どれもこれもうまいのだが、それ以前に安さに驚いた。
東京で食べたら、ランチ1500円、デザート500円でも高くないと思った。

満足して車に戻る。
海沿いの道を寺泊方面に向かう。
途中、原発がありそうなエリアの近くを通る。
標識はなかったが、明らかにそれとわかった。

3時半、寺泊へ。
白山媛神社にお参りをする。
長い階段を上ると日本海がよく見えた。
そらは曇っていて、夕陽は見られなさそうだったが、どんよりではなく、うっすらと曇っている感じだった。
境内をオニヤンマが飛んでいた。
風が心地よかった。

寺泊中央海水浴場へ。
海の家は、一応やっているという感じだったが、海水浴客は数えるほどしかいなかった。
砂浜にビニールシートを敷いて、海を眺める。
少し休んでから、足だけ水につかる。
泳ぎたくなったので、Tシャツを脱いで海に入る。
水は温かかった。
遠浅の浜らしく、ちょっと沖に泳いでも、水は腰の高さまでしかなかった。

5時過ぎに車に戻り、宿に向かう。
食事なし。宿泊だけ。
宿で食べるより、地元の郷土料理を食べた方がいいと思ったわけだが、観光シーズンを終えた誰もいない町を見て、少し不安になった。

チェックイン前に、宿の近くの古い旅館の松を見学する。
宿の飼い猫がいて、喉の下をかいてやると、身もだえせんばかりに喜んでいた。

チェックインをしてから、風呂に入る。
露天風呂も一応あったが、大した眺めではなかった。
風呂から上がり、宿を出る。

寺泊の町は真っ暗だった。
観光シーズン明けで、どこもやっていないらしい。
一軒だけ、刺身の食べさせる居酒屋があったので、そこに入る。
海鮮丼を頼む。
テレビで、なでしこジャパンの試合をやっていた。

1時間ほど寛いでから宿に戻る。
車だったのでお店で酒は飲めなかった。
その代わりに宿でビールを飲んだ。
9時過ぎだった。
パソコンをつけ、FOMA回線経由でネットにつなぐ。
明日行く場所の確認をし、10時半に床に就く。