紳助引退

朝4時半に目を覚まし、寝ぼけたまま朝食を食べる。

昼、やや蒸し暑い。

夕方、実家へ帰る。

古いDVDデッキを新しくするよう勧め、その場でパナソニックの製品を予約する。
Blu-rayの、HDDレコーダー付き。

夜、ネットで、島田紳助引退を知る。

高校生の頃、紳助のファンだった。
『MTV倶楽部』をビデオに録画していた。
大学生になってからも、『EXテレビ』の関西版をよく見ていた。

ここ数年のテレビにおける不自然な台頭ぶりは、ファンの立場からしても不愉快だった。
だから、ことさら見ないようにしていた。
関西育ちの友人S水に、
「最近の紳助どう思う?」
と聞いたこともあった。
彼は、否定的なニュアンスで首を横に振ったが、
「でもな、関西ローカルの紳助はまだおもろい」
と言った。

ネットでの人気は、最底辺と言っていい。
もともと人に好かれる芸風ではないが、ここまで嫌われるようになったのは、やはり2年前の、東京03を小突いた事件が発端だろう。
実際、それ以前とそれ以後の、紳助の評価はまるで違う。

紳助が感動好きというのは、今に始まったことではない。
計算ではなく、性癖の問題だ。
誰も突っ込まないから、マジになってしまう。

若い頃から、どうすれば売れるかを考え、ノートにとって分析して、戦略を立て実行し、今のポジションに登り詰めたその努力は、否定できないと思う。
明石家さんまとのトークが、もう二度と見られないのかと思うと寂しい。