新しいデジカメを買ったので、古いデジカメはいらなくなった。
電源ボタンを入れると、液晶はつかないが、電源ランプはついている。
動作もきちんとする。
液晶のバックライトが点灯しないだけのようだ。
どうせ捨ててしまうなら、中身がどうなっているか確かめてみようと思い、精密ドライバーで分解してみた。
小さいビスのサイズはすべて同じで、思ったよりも簡単に外側のケースを外すことができた。
液晶の端にコードがあり、基盤につながっている。
見たところ、接続に問題はなさそうだった。
蓋を閉じ、電源を入れてみると、今度は動作音がしなくなってしまった。
接続部分をどうかしてしまったのだろうか。
『無能の人』の主人公を思い出す。
壊れたカメラを分解しているうちに、シャッターの仕組みを覚え、中古カメラ業を始めたのだった。
スープカレーを作る。
茄子とピーマンを買ってきて、家にあるあり合わせの材料を足した。
スープであるというところがポイントだと思う。
うま味をどこから持ってくるかということだ。
レシピを調べると、鶏ガラでスープをとるものが多い。
だが鶏ガラスープを作るのは時間がかかる。
鶏肉を茹で、かつおの出汁を加えるという方法が、今のところ一番手軽だ。
脂っこくならないのも気に入っている。
夜、スープカレーとライスを食べる。
昼飯を食わなかったのでとてもお腹が空いており、一息に3杯食べてしまった。
茄子がうまい。
THE WHOのドキュメンタリー映画『アメージング・ジャーニー』DVDで見る。
ジョンが死に、じじい二人組みになってしまったTHE WHO。
だけどロジャーは昔と変わらず、太い腕をぶん回す。
それはまるで傷心のピートを守っているように見える。
昔も今も変わらないのがロジャーの良さだ。