トマトが急激に萎れた

2時半起き。睡眠時間は50分ほどだった。

旧江戸河口へシーバス釣りに行く。ポイントは、H岩周辺にした。

アングラーは一人もいなかった。潮は3時過ぎ満潮だったが、流れは下げているように見えた。水面は穏やかだった。

はじめに、ソルティーポップでドッグウォークをした。ボイルがそれなりにあり、ベイトもいたので、食い気があるかもしれないと思い、サイレントアサシンに切り替えた。

その時、リールからラインが2本ほどはみ出ているのを発見した。絡んでいるのではなく、ラインを長く送り出してその部分を巻き直せば直るのがわかったので、アサシンを投げてからそのままラインを送り出し続けた。

ラインは結構長く出さなくてはいけなかった。はみ出たラインを巻き取り直し、ラインを指で押さえ、巻き取り直す。ところが、この時にアサシンが、水底から外に出ている杭に引っかかってしまった。立ち位置を移動して外そうとしたが、ダメだった。結局そこでアサシンをロスした。

ポイントを下流側に移動し、ルアーをライキリにして投げてみた。H岩は根がかりゾーンなので、投げたらすぐリトリーブした。満潮時刻が過ぎ、流れは明らかに下げていたが、ちょっと速かった。上流の水門が開いているのかもしれないと思った。

その後、暗いうちにトライデント、ガルバなどシンペンを投げながら下流に向かってランガンし、河口のゴロタ石ゾーンまで移動した。反応はなかった。明るくなってきてからバイブレーションに変え、上流に向かってランガンした。

H岩上流側のゴロタからは、岸近くのヨレを狙って投げた。しかし、鬼丸の20gを投げた時、リトリーブ速度が遅かったためか、途中で思い切り根がかりしてしまい、鬼丸をロスした。時刻は4時半近くになっていた。納竿した。ルアーを二つロスして意気も消沈していた。

5時前に帰宅し、水のシャワーを浴びた。7時近くまで寝床でゴロゴロする。

朝飯に、昨日作ったカレーライスの残りを食べた。

テレビのニュースで、英国の選挙で労働党が大勝したことを報じていた。ブレイディみかこ読者としては、これで緊縮財政はどうなるのかが気になった。

7時半に実家を出る。中野からLUUPで帰宅。

水耕トマトの様子がおかしかった。脇芽から枝分かれした先端を中心に、全体的に萎れている。

昨日の猛暑で溶液の温度が上がり、水が腐敗したのかと思い、溶液の蓋をあけた。すると、表面に膜が張っていた。

あわてて、給水に使っている灯油ポンプを持ってきて、表面の部分を吸い取るようにして、水を排出した。

排出していると、気がついたことがあった。エアーポンプで補給しているエアーが容器の底から泡を出していないのだ。

底に沈めているエアストーンを引っ張り上げてみた。水から出しても空気を出していなかった。これはまずいと思った。

一方、メロン水耕栽培の容器からは、エアーが泡を出すブクブク音が聞こえていた。メロンは結局5月上旬からの二ヶ月で花をまったく咲かせることができなかったので、廃棄して、トマトの脇芽を育てようかと思っていたところだった。しかし、トマト本丸が危ない今、悠長なことは言っていられなかった。メロンを廃棄し、使用していたエアストーン2個をトマト容器に投入した。

エアーが出ていなかったトマト側のエアーストーンを調べていると、途中のエアーチューブから空気が漏れている音が聞こえた。調べると、ポンプから伸ばしたチューブが二つに分かれる手前に、5ミリほどの裂け目ができていた。

ビニールテープで裂け目を補修すると、それまで空気を出していなかったトマト水耕のエアストーンから泡が出てきた。メロン分の二つと合わせて合計四つのエアーストーンがトマト水耕に酸素を供給するようになった。

汗だくになったが、エアコンをつけずに午前中の作業をした。U次郎さんから、先日直したツールで別のボタンを押すとエラーが出たという報告をもらったので調べた。SQLが原因だろうなと思っていたが、案の定そうだった。直して、ツールを格納先に保存し、連絡をした。

昼、サミットへ買い物に行き、カツ重弁当を買ってきて、昼飯に食べた。

午後、トマトの様子をチラ見するが、先端部は萎れたままだった。猛暑日であることと、根がそれほど育っていないために供給が追いついていないことが原因ではないかと思った。

根が育っていないのは、エアレーションが機能していなかったからだろう。今までは気温がそれほど高くなかったので、なんとかやりくりできていたが、ここ数日の猛暑日で溶液に溶けた酸素が足りなくなり、それが全体に影響を与えたのかもしれない。

夕方、ヨネトシさんから電話。ツールの改修について、前任者を知るものとしての意見やアドバイスをし、少々励ます。

荒玉水道を5キロ走る。2リットルくらい汗を出した。

夜、冷凍餃子、ポテトフライを食べ、ビールを飲んだ。

映画『ブルーノ』最後まで見た。主演のサシャ・バロン・コーエンは、マドンナの「MUSIC」のMVでタクシードライバーを演じた人だったと知る。ブルーノは彼が演じるキャラクターの一人で、オーストリア出身の、元ファッション評論家のゲイという設定。セレブになるために手段を選ばず色んなことをする。

しかし、その色んなことの中には、ガチでやっているやばいこともある。パレスチナのテロリストにインタビューをしたり、iPodと交換して赤ちゃんの養父になったり、無茶苦茶だ。

ふと、最近の都知事選を思い出したが、ブルーノのしていることの方が無茶苦茶ではあるなりに、嘘はない。アホ過ぎてどこか爽快感さえ覚える。格闘イベントの司会者に納まったブルーノが、元恋人に喧嘩をふっかけられ、リングに相対し、観客がヒートアップする中、キスをして服を脱がせ合う場面には、大笑いした。

ラストで、ボノ、スティング、エルトン・ジョンが出てきたが、公開は2009年なので、15年遅れでびっくりしている自分は、こち亀の日暮くんみたいなものだなと思った。

就寝用にエアコンをつけ、12時就寝。