レッツノート届く

昼過ぎに川崎へ芝居を見に行く予定だったが、身の回りの作業でばたばたしていたら、荻窪駅に着いたのが1時近くになってしまった。
電車に乗るには乗ったが、川崎で2時開演だったので、新宿に着いたあたりで到底間に合わないことが判明し、残念ながらキャンセルすることにした。

外は暑かった。
仕事が休みの今週、どこかに出かける予定を立てていれば、夏を満喫できたのかもしれないが、10月公演の調べ物や、やらなきゃいけないことがたくさんあり、どっぷりと遊びにのめりこむことはできなかった。
じゃあ、公演関係の仕事に集中すればいいのだが、最近のあまりの暑さに、能率が著しく落ちている。
パソコンの前に座り、ボーっとして、気がつくと何時間も経っている。
稽古期間に夏がかぶらないとはいえ、準備期間にかぶっては同じことだ。

だが、旗揚げしてしばらくは、10月に本番という公演が結構あった。
98年の『俺のつむじ風』
99年の『暮れなずめ街』
00年の『断末魔の轟木氏』
この3回は、8月の暑い盛りに、台本を書いていたのだ。
一体どうやって書いていたんだろう。

当時は、台本を書くために調べ物をするということはなかった。
調べ物は、書いていてわからないことがあった時にしていた。
古いノートパソコンで古い一太郎を起動し、いきなり台本を書いていた。
今では到底できない。

今は、台本を書くと決まったら、その話に関連のある書籍をまとめ読みしている。
そして、そこから興味の出てきた事柄に関連する書籍を探して、さらに読んでいる。
本ではなく、関連する映画を見ることもあるし、誰かに会って話を聞いたり、物語に関連する場所を実際に訪れてみたりする。
オーソドックスなやり方だと思う。

取材ノートの類は、あまり詳細にはつけない。
正確に覚えておくことが重要な事柄は書き残すが、思ったことや感じたことはそのままの形で胸に留めおいている。
加工せず、素材のままにしておいた方が、脳のブラックボックスでいい感じに発酵するように思う。

一昨日頼んだノートPCが届いた。
レッツノートのJ10。
箱からして小さく、本体はさらに小さかった。
これで、外台本を書くのが容易になる。

ウィルコムのHybrid W-ZERO3は、3G回線で接続ができる。
そして本体をルーター化することができる。
インターネット接続を試してみたところ、下りよそ1メガほどのスピードが出た。
こんなものか。

キーボードはCF-W2と比べても小さい。
慣れるまではタイプミスが多そうだ。

OSがWindows7なので、慣れているXPのように、カスタマイズができない。
とはいえ、そのままでも十分速い。