「グラン・トリノ」で気晴らし

昼、初めて「大阪王将」で食事。
餃子定食を頼む。
「王将」とはやはり違うのだろうが、これもまた餃子の一つだと思う。
嫌いではない。

夕方、7時帰宅。
カップヌードルと冷凍の唐揚げというジャンクな食べ物で夕食。
その後、走ろうと思ったのだが、知らなくても良い情報を調べたりするうちに、がくんとやる気が失せる。

ハードディスクに保存してある『グラン・トリノ』見る。
場面に与えられる秒数と、その秒数内で絵にする情報と、場面をつなぐリズム感と、影の作り方と、キャスティング。
演出の勉強になるようなことばかりだ。

一番見習うべきは、キャスティングではないかと思う。
モン族の姉弟、床屋、神父。
有名無名に関係なく、その役者が演じることで「その絵」になるはまり方は、きちんとオーディションをしていることをうかがわせる。

クリント・イーストウッド本人が、自分の名で客を呼べるスーパースターだったので、監督のキャリアを積む段階で、客寄せのためのキャスティングをしなくて済み、結果として作品に最適な俳優を見る目が養われたということはないだろうか。

床屋のシーン、何度見ても好きだ。