落合博満講演会に行ってきた

起きてしばらく気分の調子が悪かった。
『トウガラシライフ』の稽古後半から、自分の考え方を改めて見つめ直すことをしていて、落ちついていくように心を飼い慣らしていたのだけど、雨が降る日は時々調子が悪くなる。
気圧のせいだとすればどうしようもないけど、生きている以上調子の悪いことはあるし、無理に元気なフリをしても仕方ない。

雨がやまなかったので、昼休みは外に出ず、ビルのコンビニでパンを買って食べた。
チェーンのコンビニではなく、町のパン屋さんといった趣の店。
敷地内で細々と営業していて、ビルが建つと同時にテナントに移動したのかもしれない。
おばちゃん店員がいて、コンビニらしからぬぞんざいな態度で、同僚は戸惑っていた。
自分は逆にそのぞんざいさが、妙に人間らしく思えて、好きとは言わないまでも、悪くないと思っている。

夕方、定時に仕事をあがる。
「ソルタナ」で夕食を食べ、代々木から原宿へ。
歩いて渋谷公会堂に向かう。
落合博満講演会。

中日の監督時代後半から、たまにニュースで落合さんの発言が取り上げられると、熱心に読んでいた。
やめてからもテレビで対談などをやる時はマメに見ていた。
Youtubeで映像をハシゴしたこともあるし、著書も『コーチング』と『采配』を読んだ。
そこまで気にしているなら、一度講演会に行ってみるのもいいんじゃないかと思い、チケットを調べてみたら、今日のチケットが案外簡単に取れた。

客席は満席ではなかったが空席はわずかという状況で、盛況だったといえるだろう。
アナウンサーの前説の後、袖から落合さんが登場。
何度も来ているお客さんがいるらしく、お客さんに問いかけると、自分の隣の若い男が勢いよく手を上げた。
「あ、お前はわかってるからいい」
落合さんが素っ気なく言ったのが面白かった。

統一球の話、オールスターの話など、テーマに沿って喋りは進行した。
統一球問題に関しては、コミッショナーの会見が悪かっただけで、何の問題はないとバッサリ。
もともとボールの反発係数を公表したことはなく、過去二年は係数の下限を下回っていた。
それを今年は上回るように直した。
公表すれば良かったけれどもしなかった、そのことを素直に謝れば済むことだった、とのこと。
わかりやすいし、その通りだなあと納得してしまった。

話は脱線しながら進んだ。
落合さんはとにかくよく喋った。
会場にはその言葉をメモする人が結構いた。
中にはマスコミもいたかもしれない。

中日ファンに対しては、
「現実を見つめなさい。高木さんだって頑張ってるんだから」
苦笑混じりの大爆笑だった。

渋谷公会堂は退出時間に厳しいらしく、9時丁度に公演は終了した。
よその会場ではしばしば延長するらしかったが、喋りのよどみなさを思えば、あるだろうなあと思った。
サービス精神かもしれないし。

プレゼントは当たらなかったが、満足して会場を出た。

雨は小降りになっていたが、蒸し暑さは相変わらずだった。
原宿まで歩く。

10時帰宅。
朝の調子悪さは少しおさまっていた。

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