家で作業

『リオノーラの肖像』読了。
ゴダードの謎解きは、トリックではなく、「それをやったのは誰か探し」なのだと思った。
歴史家ならではか。

部屋を軽く片付け、台本書きをする。
夕方、芹川来る。
DMのラベル印刷と封筒貼り、案内文の折り込み作業などを一緒にやる。
こういう作業を本番3週間前前後になってこつこつやるわびしさったらないが、手伝いが一人いるだけで仕事ははかどるし、喋りながらやれるので楽しい。

印刷の合間、テレビでも見てもらおうかと思ったが、なぜか映画のDVDを再生してしまう。
大島渚『新宿泥棒日記』
大変面白く見ることができたが、わかろうとして見ると、ちっとも面白くないだろうと思った。
画面から伝わってくる、60年代末期の、時代のエネルギーを味わえる。
横山エリが実に魅力的で、横尾忠則がそれなりに現代青年風で味わい深い。
唐十郎もかっこいい。

夜中まで作業し、終わり間際に軽く缶ビールを飲む。
芹川は1時過ぎに帰って行った。
DM作業と、他の作業が片付き、少し気分が楽になった。