麻雀は覚えなかった

10時起き。
オムレツ、ソーセージ、トーストで朝飯。

昼すぎまで部屋の片付けをする。

2時半に家を出て、浜田山のサイゼリアへ。
エスカルゴとフォッカチオを頼む。
団体さんがいてうるさかった。

阿佐田哲也『麻雀放浪記』読了。
十数年前に買ったものの再読。
最初に読んだ時は面白さがまったくわからなかった。
麻雀を知らないせいだろうと思っていた。
今回は不思議とすらすら読めた。
相変わらず麻雀のことはまったくわからないが、戦後間もない下町を舞台にした、迫力ある人間ドラマとして楽しめた。
人間ドラマなんて書くと語弊がある。
不良入門小説とした方がよさそうだ。
この本を読んで麻雀を覚えようと思った読者は沢山いただろう。
博打にのめりこむハメになり、平和とは無縁の人生を送ることになった人もいたかもしれない。
そう思うと、実に罪作りな小説だ。

なぜオレは麻雀を覚えなかったかというと、別のギャンブルにのめり込んでいたからだ。
物事にのめり込むタイプの自分には、麻雀は棄権だという意識も心のどこかにあった。
だから競馬もスロットもしなかった。
パチンコのみだ。

ギャンブルは難しい。
息抜き程度にやっていれば、大火傷はしない代わりに、ギャンブルから何かを学ということは少なくなる。
かといってのめり込むと、色々なものを失うことになる。

夕方、店を出る。
「草むら」でラーメンを食べて帰ろうと思ったら、行列ができていた。
高円寺に移動し、「天王」で生姜醤油ラーメンを食べる。

6時過ぎ帰宅。

台本を読み返し、どういう稽古をしようか色々考える。
きっかけ抜きもする。

夜中の12時、腹が減り「タロー軒」へ。
カレーライス食べる。

昨日は小食、今日は大食。
明日はまた小食の日だ。