激やせ激フケ疑惑

9時起き。
仕事先でもらった非常食の五目ご飯を食べる。
お湯をそそいで20分待つだけ。
非常食として申し分ない。

昼すぎ、張れてきたので走る。
和田堀公園から永福町を抜け、甲州街道を渡り下高井戸を抜け、松原のあたりを回って再び永福町経由で戻るコース。
10キロちょっと。
はじめの2キロは体が重かった。

シャワーを浴び、珈琲を飲む。

3時半に家を出て新座志木中央病院へ。
浅香の見舞い。

面会表に記入して病室をのぞく。
寝ていた。
短期間にずいぶん痩せていた。
すごく老けて見えた。
体重は50キロくらい減り、年齢は30歳くらい老けたように見えた。
起こす前にステーションへ。
「すいません、2206号室の浅香くんの見舞いに来たんですが、一週間で50キロ痩せて30歳老けたんですか?」
テキパキとした看護士さんが答えた。
「病室移ったんです」

前の病室で寝ていたのは、やはり、見知らぬお爺ちゃんだった。
危うく、声をかけるところだった。

移った病室は同じフロアにあった。
中を覗くと、現状維持の浅香がパソコンに向かって作業していた。
「パソコンでネットつないだらOSのアップデートが始まっちゃって、ネットが速度制限くらっちゃったよ」
PCのOSアップデートは、通信量的にかなりでかいだろう。

しばし雑談していると、竹澤さんという後輩の女の子が見舞いにやってきた。
三人で雑談する。

病院の食事は炭水化物が多く、体重が全然落ちないという。
少し減らしてくれと看護士さんに頼んだそうだ。
今欲しいのはとにかくネット環境だというが、なかなか難しい。

6時半に辞去する。
和光市から新都心線経由で帰宅。
車中、中村うさぎとマツコデラックスの『往復書簡』読了。

中村うさぎの言葉にはっとさせられる。
買い物依存症になり、ホストに狂っていた頃は、地獄だった。
だが、天国は地獄の中にあるものだということに、地獄を脱出してから気づいたという。

地獄の中にあって感じるもの、ということか。

往復書簡シリーズは去年一冊読んだ。
言葉のスパーリング。
マツコ・デラックスはいかにして形成されてきたのかがわかる本だと思う。

9時帰宅。
蒸し大豆にカルボナーラソースをかけて食べる。

「蒼天航路」を演劇的に読み返す。
官渡の戦いの頃は、曹操の芝居が良くない。やりすぎ。
全体的に武将の芝居は演技が似てしまうが、その中でいい芝居をするのは、簡雍、龐統、周瑜。