エディプスコンプレックスの芝居

朝5時50分起き。永福町の南まで走る。5キロ。右足ふくらはぎの外側にかすかな違和感を覚えたが、ストレッチを丹念にやると、走るのに支障はなかった。だが気をつけねば。

風呂に入り、ブログを更新し、クロスバイクの注文をし、朝食に肉と飯を食べる。

仕事、午前中にひとつミーティング。業務経験から導き出される意見が必要だったが、なるほど、としか思えず。
昼、一年ぶりに荒海へ。つけ麺食べる。

午後、ツール関連のミーティング。現状を報告する。今できているところを見せるが、進捗をどのように伝えればいいのかよくわからなかった。「そこまでつくるのか?」ということを急に要望される。わかる範囲で、というところでやっていたのだが、いつの間にかすべてわかる人の立場になっていた。知識は少しずつ増えているので、焦らずいこうと思う。

と思った矢先に、別のミーティングに参加。午前中と同じく、業務経験から導き出される意見が必要だったので、なるほど、と思えるように頑張ったが、疲れた。

ツール使用者のEさんに質問をしに行く。少しほっとした。

西参道口から都営新宿線の入り口あたりまで、ビル風が強く吹いていた。7時過ぎ実家帰宅。竹の子ご飯、竹の子と蕗の煮物食べる。
「うちに竹の子あること知ってた?」父が言う。
「知らなかった。スーパーで見かけて、季節だとは思っていたけど」
妹が友人からもらったものを実家に届けにきたらしい。掘ってそれほど時間が経っていないうちに茹で上げたので、たいそううまかった。
「残りは冷凍して、年末のおせちに使うの」母が言った。
「そんなに長く保存するの?」
「去年もそうしたのよ」

PCの修理を試みる。ハードディスクケーブルを新しいのに変え、マザーボードのボタン電池を新しくした。だが起動しなかった。試しにメモリをすべて外してみたが、エラー音が鳴らなかった。つまり、BIOSが正常に機能していないのだ。となると原因は、ビデオカードか電源、もしくはマザーボードそのものにある。
一度すべて分解して、組み立ててみようと思った。今日は無理。連休中にやってみよう。作ったのは2006年の11月。11年半も使っている。ガタがきてもおかしくない。

「臨床ユング心理学入門」読む。二十代の頃に買ったが、当時は理解できたとは言いがたい。考え方が心に響いてこなかった。今読むと、腑に落ちることだらけなのが興味深かった。ユング心理学は年をとってから学んだ方が受け入れやすいのかもしれない。

大学を卒業する直前に書いた芝居がある。なぜその場面なのかを分析せず、心に浮かんだまま書いた。すると、エディプスコンプレックスについて書いたみたいなものが出来た。
その本をマグが旗揚げしてから再演した。初演時は混沌そのものだったが、少し整理した。エディプスコンプレックスについて書くことに、自覚的になっていた。
さらに十年以上経って、短編として再演した。もろに、エディプスコンプレックスの話になった。
初演は140分。再演は110分。再再演は20分。この分だと、今年再演すれば、上演時間は0分かもしれない。つまり、もう上演しているのかもしれない。

12時半就寝。