20キロ走二日目

10時起き。

両足が張っていた。20キロ走をした翌日なので当然だが、翌日張らないくらいには追い込んでおかないといけない。

朝飯にシチューと、冷凍焼売を食べた。

走ろうかと思ったが、疲労感がけっこう強かった。横になると、疲労がもたらす眠気に包まれた。そのまま、あっという間に眠りに落ちた。

起きると3時半を過ぎていた。

外は晴れていた。洗濯物を取り込み、Googleマップで20キロ走れるコースを検討した。まっすぐ走ってまっすぐ帰って来るコースが一番走りやすい。
青梅街道を西武新宿線のガードまで走ることにした。

4時半に家を出る。昨日よりゆっくりとしたペースでしか走れなかった。しかし、心拍数の方は上がらず、呼吸の苦しさも感じなかった。
環八の交差点を越え、西荻への通りを過ぎて少し行くとちょうど5キロとなる。その辺りから足の重さがしんどくなってきた。今日は20キロ走るのはやめようかと思ったが、もう少し、もう少しと思いながら走るうちに、伏見通りの交差点を過ぎてしまった。こうなったら最後までいくしかない。
西武新宿線ガードの数百メートル手前にあるセブンイレブンを折り返し地点にした。その辺りがちょうど10キロ地点になる。
引き返してすぐ、自販機でコーラを買って飲んだ。
15キロ地点で足が動かなくなってきた。息はあがっていなかったが、神社の階段に座って小休止した。再び走り始める時に、膝をもっと上げるようにしたら、ふたたび普通に走れるようになった。
しかし、荻窪駅を過ぎたあたりで、その走り方でも足が動かなくなってきた。天沼陸橋で再び足をマッサージした。
家まで残り1キロになってから、試しにペースを上げてみると、案外ちゃんと走れた。ただ、信号で止まると、心拍数が急激に上がり、手を膝についてしまうほど苦しくなった。

家にたどり着き、汗で重くなったウェアを洗濯機に入れた。昨日よりもたくさんの汗が出た。

夕食に、シチュー、ハンバーグ、ザワークラウト食べる。

バルザック『ソーの舞踏会』読了。
最後に読んだ作品「禁治産」は、判事ポピノが、デスパール夫人の訴えを聞き、デスパール侯爵が禁治産に該当するかを確かめに行く話。ポピノもデスパール侯爵も、今まで読んできたバルザック作品の中では、まともな人間だ。

11時過ぎ、腹が減ってきたのでコンビニに行き、エースコックのわかめラーメンを買ってきて食べた。大昔からある商品なのに、買うのは今日が初めてだった。味は、ごく普通の醤油ラーメンだった。わかめが入っていなかったら微妙だろう。わかめの量をシャレにならないくらい多くすればもっと売れるのにと思った。