宝そば買いに行く

7時半起き。朝飯を用意する覇気がなく、ポテトチップスを食べて空腹をやり過ごした。

9時頃、雨が降り出した。外を見ず雨音だけで判断したが、けっこうな降り方だった。

11時過ぎに家を出る。雨はやんでいた。自転車で東小金井へ。暖かかった。

12時前、『宝華』へ。店の前に五人ほど並んでいた。年越しに宝そばを買いに来た客が多かった。
炒飯と餃子と、お土産用の宝そばを頼んだ。混んでいたので炒飯が出てくるのが少し遅れたが、出されるとき厨房のあちこちから「お待たせしました」の声が飛んでいた。どのメニューが遅れ気味なのかみんなが把握しているのだろう。さすがだと思った。
炒飯も餃子もちょうど良かった。街中華の基本的な味だった。長居してビールを飲む時にあるといいなあと思う味だった。並んでいる客に悪い気がして長居したことはないのだが。

帰りにサミットへ寄り買い物をする。正月用の食材がたくさん売られていた。ローストビーフを作ろうかと思ったが、高めの牛肉しか売っていなかった。

2時過ぎ帰宅。

『三四郎』読む。与次郎が三四郎に借金するエピソードが面白い。広田が野々宮から借りた金を返す時、返す役を仰せつかった与次郎は馬券に費やしてしまった。とんでもない奴なのに何だか憎めない。
美禰子の存在は、明治末年の日本においては、ファンタジーといっていいだろう。よし子も同様だが、兄に甘えるところなどは可愛らしく、まだ現実感はある。

夜、新宿へ。強い風が吹き、昼の暖かさはどこへ行ったのかと思うほど寒かった。
今年の野球について総括を聞く。S氏、日本シリーズはちょっとしか見なかったという。巨人憎しが常態なので、同情心はまったく起きなかった模様。

コンビニでワインとハイボールを買って帰宅。12時を過ぎていた。ホットドッグを作って食べた。

4時過ぎまでこたつでスマホ相手に時間をドブに捨てる。