どすんピュー

LINEアプリの、お絵かきばりぐっどくんにハマっている。使い方は簡単で、お題を送ると絵や写真が返ってくるという仕組み。

最近は毎朝、現場の奴隷待機所でお題を送り、返ってきた絵に突っ込むことから一日が始まっている。

例えば今朝はこんなお題を送った。

『リアルもののけ姫』

返ってきた絵はこれだった。

手前はいい。だが後ろの化け物はなんだ?

あと、納得のいかないケースも多々ある。例えばこんなお題。

『永井豪が描いたキューティーハニー』

返ってきたのがこれ。

絶対違うと思うんだ。でも、方向性は合っているところがムカつくんだ。

とまあ、こんな感じに軽く心をざわつかせて、毎日仕事に向かっている。

昼、『豚山』でラーメン。席の移動をお願いされ快諾したら、チャーシューを1枚サービスしてくれた。

夜、セーターを編む。

襟編みを再びほどいて編み直した。今度はややきつめに編み、穴があかないように気をつけた。

しかし、減らし目をしながら編んでいくと、Vの根本がぱっかり開いてしまった。ネットでやり方を検索しても満足のいく結果は得られなかった。

結局、みたび襟編みをほどき、今度は減らし目のやり方を変えてみた。真ん中が二目あったのだが、最初にその二目を編み、真ん中が一目になった状態でゴム編みをし、そこから先の減らし目は真ん中三目を編む方式にした。するとさっきよりVの根本がしっかりしたように見えた。その時点で11時を過ぎていたので終了。

夜、何か不快な夢を見て、思い切り右手で振り払う動きをしたら、体が左から右へ回転し、ベッドから派手に落ちてしまった。プランチャ・スイシーダ並みの勢いだった。

床から顔を上げると、鼻水が流れているような感覚を覚えた。すぐに手で押さえ洗面所に行くと、ナックルパンチを鼻面に浴びた後みたいに流血していた。痛みはそれほどなかった。血もすぐ止まった。

なぜこんなことが起きたのか? 釣りのせいだ。

このところ、キャスティング能力向上のため、体重移動や体幹を生かした回転スイングを意識してルアーを投げている。その甲斐あって飛距離はかなり伸びた。

しかし同時に、その動作をすることに体が慣れてしまっていた。

夢を見ていたとき、体の右側を下にして横向きに寝ていた。その状態で、なにかを殴るように右手を左側に振ったわけである。

そして、キャスティング動作のスイッチが入った。

右手を振り払うのと同時に、腰がキュッと回転し、振り払う右手の力を左前方へ導いた。重心移動が速やかに行われ、次の瞬間、オレの体は、仰向けから見て左前方にすっ飛んだ。つまりベッドの外へまるでルアーのように。

そしてどすん。ピュー。