5時に起きて、6時の電車の乗って出かける予定だったが、起きると外がかなり明るかった。寝過ごしたな、と思い、アレクサに時刻を聞くと、9時40分を過ぎていた。寝過ごしたどころではない。起きる予定より4時間も遅い。6時の電車に乗っていたら、今頃は目的地に着いていた時刻だった。
ダメだこりゃ、と思った瞬間、今日は一日中ダラダラ過ごすことが運命的に決まっていた。
朝飯に、ご飯、ゴボウと大根と豚肉の味噌煮込み食べる。『酒のほそ道』のコラムに、豚肉とゴボウの鍋物のレシピが載っており、味つけが味噌だったので、それなら煮込みにしようと思い作ってみた。モツではなく普通の豚肉を使ったので、あっさりしていたが、なかなか旨かった。
昼前に洗濯をし、さて、借りた本でも返しにいくかな、などと思っていると、眠くなってきたので、ベッドの上で横になった。
そのまま、夕方5時過ぎまで寝てしまった。もし今朝5時に起きていたら、目的地に行って、帰ってくる時刻だった。
まあ、いい。4月15日から続く休暇中、そういう風に一日中寝ていたことはなかったのだし、そういう日があってもいい。
ドラッグストアで、ビール、せんべい、シャウエッセンなど買う。
夕食に、シャウエッセンと、瓶詰めザワークラウトの残りを食べる。あいた瓶は、今仕込んでいるザワークラウトの入れ物にちょうどいいかもしれない。
Youtube の『前田日明チャンネル』で、兄さんと藤原さんの対談動画を見る。
いつの時代でも、前田日明は、活字化された発言が元となって様々な炎上を引き起こしてきた。しかし、どういうわけか、Youtubeはハマっている。
ここ数年、兄さんがテレビに出たりすると、古くからのファンとして(大丈夫かな?)と思っていた。同じような危惧を、『前田日明チャンネル』に対しても持ち続けていたのだが、一つ一つの動画を見ていくと、意外なことに、全然大丈夫なのだ。
もちろん、毒舌発言や、炎上しそうな発言はするし、ええかっこしいな発言や、安生さんが言っていたような『歴史の書き換え』的な過去美化もする。
それらをまとめて、なんか許せるのだ。
趣味の多さもプラス要素になっている。プロレス、格闘技以外のテーマでも、番組がもつのだ。
あと、Youtubeの兄さんは、上機嫌で柔和であることが多い。毀誉褒貶の多い人だが、悪口を言う人でさえ、兄さんのことを腹黒い人だとか、人を陥れるような人だとかは言わない。
そうした、『根は悪い奴じゃない』の『根』の部分が、Youtubeの兄さんから、にじみ出ているような気がする。