うな重を喰らう、うな獣になった

朝、目覚ましを3時半頃にセットしていたはずだったが、寝過ごし、7時過ぎに目が覚めた。

急いで着替え、LUUPで中野へ。

青春18きっぷを使い、快速で東京へ。東海道線普通グリーン車で熱海へ。熱海から沼津へ。

沼津到着は10時50分過ぎだった。

改札を出て、地下道を通らず南へ。7月末に来た時、売り切れのため入れなかった鰻屋『うなよし』に向かった。

開店時刻の11時を少し過ぎた頃、店に到着した。表に行列はできていなかったが、店内は半分以上のお客さんで埋まっていた。

「青春18きっぷで浮いた交通費をつぎ込むのは今じゃ!」

謎の師匠(声・八奈見乗児)の声が聞こえた。

「すいません、特上うな重をひとつ」

特上うな重は鰻が4枚のっていた。

ボリューム、食感、甘み、旨味、香り、味、すべて素晴らしかった。ガルルルという、うなり声が出た。うな重を喰らう、うな獣になっていた。涙が出てきた。そして体中から汗が出てきた。感動の涙は涙腺だけじゃ足りなかったのだろう。

4枚はかなりのボリュームがあった。特上ではなく、上で十分かもしれない。

食べ終わり、急いで沼津駅にとって返し、12時前の普通浜松行きに乗った。

13時半、金谷で降りた。大井川鐵道に乗り換える。

昨年の台風による水害のため、大井川鐵道は家山までしか運行していなかった。その先こそ、行ってみたいゾーンではあったが、どのみちそんなに時間はないので、今日のところは家山で満足しておこうと思った。

14時過ぎ、家山に着いた。ネットで調べたところ、文化センターチャリム21という施設にレンタサイクルがあるという。駅周辺は閑散とした様子だったので、ほんとか? と思ったが、行くだけ行ってみようと思った。

チャリム21は、坂を上った丘の上にあった。建物の入口に自転車が置いてあった。中に入り、受付にレンタサイクルのことを問うと、やっているとのことだった。

借りる手続きをし、自転車に乗って、上ってきた坂を下った。電動自転車なので快適だった。

とりあえず、大井川鐵道のその先まで漕ぐことにした。川沿いの道を北に漕ぐ。

大井川の橋を渡り、川の東側を漕ぎ、川根温泉の道の駅に着いた。日帰り温泉施設が隣接していた。入って行きたいと思ったが、着替えやタオルがなかったので諦めた。

道の駅で、川根のお茶と大豆を買った。大豆は、近々仕込む予定の自家製味噌の材料にしようと思った。

足湯があったので、5分ほどつかった。

とって返し、チャリム21に戻り、自転車を返却した。

家山駅に向かう途中、大井川の支流である家山川の河原に下り、浅瀬の流れに足を浸した。水は思ったより冷たくて気持ちよかった。

家山駅に着くと、金谷行きの出発まであと20分ほどだった。結構ギリギリだった。

金谷で熱海行きに乗り換える。疲れを自覚した。

そのまま普通を乗り継げば、8時半過ぎに茅ヶ崎に着く予定だった。この街には、かつて西荻窪にあった『風神亭』がある。その店で2時間ほど飲んで、最終普通電車で帰るつもりだったが、特上うなぎを食べたし、グルメ的展開はもういいかな、と思った。

で、結局ノンストップで、東海道線、上野東京ライン、湘南新宿ラインと乗り継いだ。グリーン車に乗っている間、セーターを編んだ。

9時半過ぎ、新宿に着いた。今月15日まで、LUUPが特定エリアの乗り放題をしているので、荻窪まで行って『十八番』でラーメンを食べ、LUUPで帰宅しようと思ったのだが、スマホの電池がわずかになっていた。

途中でスマホの電池が切れたらイヤだったので、高円寺で下り、『ラーメン大』でラーメンを食べた。

そこから、住宅地を新高円寺方面に歩いた途中でLUUPのスポットがあったので、2キロに満たない距離をLUUPで帰宅した。近所のドラッグストアそばに新しいスポットができていた。

ドラッグストアでワンカップを買い、11時帰宅。

青春18きっぷはあと一回分残っていた。使うとしたら明日しかないが、さすがに遠出はしんどいなあと思いつつ、一応目覚ましを3時半にセットし、12時過ぎ就寝。