朝、7時半起き。母はまだ寝ていた。炊飯器のタイマーが作動していないと思ったら、現在時刻が1時間ずれていたので、手動でオンにした。
ご飯が炊けてから、津和野で買ったふきごはんの素をご飯に混ぜ、ふきご飯を作った。てっぽう漬け、ふぐの味噌汁と一緒に朝飯に食べた。
母、起きた時、体がだるく喉が痛いと言っていたが、ご飯を食べると元気になったと言っていた。
自宅で作業。抱えている仕事はとりあえずなくなったので、リモート環境を整える。
母、やはり体調が変だというので、11時にクリニックへ行った。
昼、『福々亭』まで走り、昼飯に、カツ丼とタンメンを食べた。東葛西にある店だが、浦安橋のたもとにあるので、葛西駅よりは浦安駅からの方が距離的には近い。昔ながらの町中華で、ラーメンが400円という破格の店。常連さんで混んでいた。
食べ終わってから、長島町や桑川町の住宅地を縫って新川まで出て、葛西中央通りを実家まで戻る。6キロ。
母はクリニックから帰っていた。今朝起きた時、熱が8度あったが、朝飯を食べたら7度半以下に下がった。熱は上がったり下がったりしているようだった。
午後、新規エクセルツールの作業を少しやる。
夕方、清新町のマルエツへ買い物に行く。開店40年で初めて訪れた。近所にオーケーストアがオープンし、戦々恐々かと思ったが、それなりに健闘しているようだ。飲み物売り場の面積が大きいことが関係しているかもしれない。
実家の体温計の電池が切れていたので、近所のK’s電気へ買いに行く。
夕食に、ふきご飯、ふぐ味噌汁。
冷蔵庫に、ヨーグルト、ゼリー飲料、アクエリアスなどを補充し、7時に実家を出る。
8時、新宿へ。一杯やろうかとうろつくが、町全体が混んでいた。
9時過ぎ、TOHOシネマズ新宿へ。
ウェス・アンダーソン監督『アステロイド・シティ』見る。そういや、『フレンチ・ディスパッチ』を見たのは一昨年の11月だから、もう2年になるのか。早い。
1950年代のアメリカ中西部。人口ごくわずかの町アステロイドシティが舞台。砂漠にぽつんとあるその町で、子供らの化学実験コンテストが開かれている。色んな立場の色んな人々が集まるのだが、なぜか宇宙人がUFOに乗ってやってきて、土地にあった隕石を持って、どこかに飛んでいってしまう。以降、全員、町に拘束され、事件は政府にとってトップシークレット扱いを受ける。が、最後には宇宙人が隕石を返しに来て、拘束も解かれ、皆はそれぞれ町を去る。
と、そんなプロットが実は劇中劇で、それを書いた作家、演出家が物語の外側に存在する。映画で見ているカラフルな場面は、芝居の中の出来事というメタ展開だ。
しかし、これは映画だから、映画の中の劇中劇も劇も、結局メタは映画ということになっている。
そして、そういう設定は、ウェス・アンダーソンの作る映像が、実によくハマる。そもそもウェス・アンダーソンのシナリオは、どこか舞台劇ふうなところがあると思う。それもエンタメではなく、実験的な劇の。
スカーレット・ヨハンソンはさすがにきれいだった。ジェイソン・シュワルツマンはいい感じに年を重ねていた。エイドリアン・ブロディは引き締まったいい体をしていた。『グランド・プダペスト・ホテル』でゼロを演じたトニー・レヴォロリが出ていて嬉しかった。
一番魅力的だと思ったのは、女教師を演じたマヤ・ホークだった。
11時過ぎ、映画館を出る。地下鉄に乗り、マヤ・ホークについて調べた。ユマ・サーマンの娘さんだった。
12時前帰宅。