『私たちが光と想うすべて』見る

朝8時起き。

朝、ネギ納豆とご飯、残ったご飯をお茶漬けにして食べる。

水耕栽培の水を足す。バケツ1杯のみ。

9時半から作業。昨年の7月は、暑熱順化を促進するため、エアコンを入れずに仕事をしていたが、今年はダメだ。到底そんな気がしない。

昼、トップバリューのそうめん食べる。麺がくっつきやすかった。

グイン・サーガ146巻『雲雀とイリス』読了。

ナリスはヤンダルによって蘇らされたが、操られているわけではないといい、失意で髭ぼうぼうとなったイシュトを慰めるところや、リンダが眠らされているところをグインに見せる。健全メンタルのグインは、ナリスのそういうところに嫌悪感を示す。

ナリスはグインを計略にはめ、その秘密を手に入れようとするが、グインは秘められた力が発動しその場を離脱。銀騎士に襲われているアウロラのもとに駆けつけ、銀騎士を瞬殺。そこには、前巻でクリスタルを訪れていたユリウスとパリスがいた。ユリウスがグインにするおなじみの挨拶が決まっており、グイン・サーガが戻ってきたなという気持ちになった。

ヴァラキアの沿海州会議場面では、ロータス・トレバーンの英明さが光る。この人、本編での出番は過去ほとんどなかったが、英明であるという設定だけは示されていた。今回は会議場面によってそれが証明された形になる。

アストリアスはドリアン王子の処遇について前巻から葛藤を抱いていたが、葛藤の内容を自分で理解しておらず、ただ悶々とするという状態にいた。本巻ではそれが、反乱軍の同僚にとってはとんでもない裏切りに見える行動として発露する。アムネリスとナリスの婚礼は、アストリアスの運命を大きく歪ませることになったが、彼はそのことを悔いるというより、人生の問いにしているような印象。栗本薫存命じに『風の騎士』として再登場した時は、『北斗の拳』のジャギみたいに恨みを募らせていたが、五代グインによって描写されるアストリアスは、個人的に感情移入しやすく、応援したくなる。

タイトルが示す、マリウスとオクタヴィアは、サイロンで再会する。マリウスはどうしようもないが、リギアの彼に対する態度がずいぶん補正されているのが良かった。五代グインのリギアは、143巻までは、作・小池一夫 画・叶精作の漫画に出てくるキャラみたいで、好きになれなかったが、補正後はかなり好感持てるようになった。別に『ダミー・オスカー』が嫌いというわけではないンだが、『グイン・サーガ』は『ダミー・オスカー』じゃないし。

午後、部署のミーティングに参加。発言機会特になし。

夕方、吉祥寺のアップリンクへ。『私たちが光と想うすべて』見る。

ムンバイを舞台に、田舎から来た女性3人の都会暮らしが描かれる。3人それぞれ、ムスリムの彼氏がいることを家族に言えない問題や、住まいの立ち退き問題など、個人的悩みを抱えている。たぶん、映画としての描き方が評価されたのではないのだ。現在のインドで、インド女性のリアルな日々を、インドの女性監督が撮ったということに、インド国内というよりは西欧が大きな意味を見いだしたということになるのではないか。

よって、なんの予備知識もなしにただ見ると、ごく地味な女性映画に見えるかもしれない。

ムンバイの映像がふんだんに撮られているのが良かった。こういう映像は、時間が経てば経つほど価値が出る。最近の日本映画は、そのへんの町にロケして、一般人が映っている状態で撮影することがないから、そういう意味では残念だ。

阿佐ヶ谷の『グランバーグ』で、ハンバーグとステーキ食べる。レアで出てくるが、鉄板に置いているうちにミディアムになっていく。ハンバーグのレアは珍しい。近場で『さわやか』を味わえるようなものだ。ご飯とスープをそれぞれおかわりした。

10時半帰宅。

水のシャワーを浴びる。連日猛暑で水がぬるい。

1時就寝。