8時起き。
昨日の午後からしつこく降り続いていた雨はやんでいた。
『ソフィーの世界』を鞄に入れて出かけようと一瞬思ったが、残りをすぐに読み終わりそうだし、そうなると荷物になる大きさだったのでやめた。
なんだかんだ言って、電車移動中における読書時間は馬鹿にならない。
一日1時間半として、平日5日で7時間半もあるのだ。
それだけあれば大抵の本は読める。
昼、コンビニで週刊現代と週刊ポストを立ち読みした。
星野仙一巨人監督就任関連の記事が、巨人入りを前提に書かれていて笑ってしまった。
両誌の記者は今頃歯がみしているんじゃないだろうか。
巨人の監督問題は振り出しに戻ってしまったわけだが、星野仙一の後釜を決めるかのような印象を世間に与えてしまったことは、球団にとってかなりの損だと思う。
原・江川クラスでさえ星野監督の代わりというイメージを払拭できるかどうか。
今回の星野就任騒動には、日産のゴーン社長みたいな人物を監督として招き、球団の体質を変えてもらいたいという巨人サイドの願望があったように思う。
逆に言えば、星野さんのようにGM的資質を持った巨人OBは皆無であることが明らかになった。
いたとしても放逐されている。
広岡達郎氏のようにだ。
ただ、阪神残留を表明したことで、星野さんにはという事実ができた。
阪神の優勝はほぼ間違いなかろう。
となれば来年の阪神ファンには少し余裕ができる。
巨人の人気低迷が続くようであれば、同じような話が再び出てこないともかぎらない。
今年とはまったく違った展開になるやもしれん。
会見で星野さんが言っていたとは、そうしたのことをさすんじゃないかと思う。
夕方、実家へ。
えびマヨネーズソース炒めを作って食べる。
自分好みの味を見つけるのが難しいメニューだが、見つけるために毎日食べていたらたちまち太る味付けでもある。
昨日は後楽園ホールでビッグマウスラウドの旗揚げ大会が行われた。
第一試合がなんと藤原対木戸戦。
前田日明が船木誠勝とリング上で握手をするという、10年前には考えられなかったシーンがあった。
他にも石川対アレクサンダー大塚という、バトラーツ同士の試合があったり、全体的にUWFの色が濃い大会だったようだ。
船木は復活するのだろうか?
もし復活したら、鈴木みのるはどう動くんだろうか?
エースの柴田は大丈夫だろうか?
心配な点は多々あるが、WJプロレスに比べたらはるかに健全な旗揚げだったと思う。
なんだかんだいって前田日明のネームバリューと、大会のはうまいなあと思う。
しかし、前田と船木の握手シーンを冷静に受け止めている自分に驚いてしまった。
5年前なら号泣しているところだ。
それだけ年をとってしまったのか、それともプロレス界が変わってしまったのか。
たぶん両方だろう。
年をとってしまったのかという自問に反抗すべく、10時半から1時間ジョギング。
悪い汗がたくさん出たのでTシャツごと洗濯機へ。