夕べは気がつくと明け方の4時まで起きていた。何をするんでもなく、ジトーッとネットサーフィンをして、焼酎などを飲み散らかしていた。4時を過ぎていることに気がついてショックを受け、それで寝た。一昨日、たっぷり寝た反動だろうか。
朝、稽古場で『水泡』のできたところまでを見せる。全体の4分の3まできたが、当然、覚束なかったので、師に手引きをしてもらった。
一昨日の夜、フロスをして歯を磨いたら、前歯裏側の詰め物が取れたので、昼休み、歯医者へ行く。予約時間に遅れそうになったので、医院まで走ったら、心臓がバクバクした。
詰め物の処理はうまくいったが、治療後、イケメン医師から、前歯の上の歯と下の歯が当たるようになっているため、神経が死んでしまう可能性があると言われた。
げげっ？ と思ったが、自分が切端咬合であることは知っていた。
小学2年生の時、歯医者に行ったら、受け口だと言われた。下の歯が上の歯よりも前に出ていたのだ。
当時、歯列矯正はそれほど一般的ではなく、仰々しい器具を取り付けて数年かけて治さないといけない、みたいなことを聞き、焦った。
で、自分で上の歯を下の歯の前に出し、引っかけて固定するようにした。食べたり喋ったりする時以外にそうやっていたら、受け口ではなくなったものの、医師が指摘した切端咬合状態になった。そして今に至る。
そもそも、下の歯が前に出がちなのは、エラが張りまくって顔がでかいからだ。横顔を撮った自分の写真を見ると、下唇がやや前に出ているものが多い。
寝る時の歯ぎしり防止に買ったマウスピースが自宅にあったので、帰宅してから久々にそれを装着した。
午後、どさん子ツールの依頼作業、大体のところまで終える。トゲトゲさんからは、ツールを今月中までに作ってくれという督促がきた。
夜、ご飯、豚汁、納豆食べる。
昨年2月に仕込んだ味噌を、仕込み容器からタッパーに移し、冷蔵庫にしまった。いい味噌ができるんじゃないかと仕込んだ時に思ったが、実際、色も柔らかさもちょうど良く、美味しそうだった。
しかし、前回作った味噌がまだ沢山残っている。ゆえに、最近、味噌汁をよく作るようにしている。今日豚汁を作ったのはそのため。味はまあまあだった。
『課長 島耕作』読む。苫米地社長へのクーデター話がけっこう面白かった。
あと、連載当時はあまり好きでなかった女性描写が、今回の再読では逆に好感が持てた。一見、男に都合の良い女ふうに描かれているかのようだが、典子や大町久美子は、自分の性を自分のものとして扱っており、誰にも奪われていない。
大町久美子の母・愛子が、大泉社長夫人の笙子と、高級スポーツクラブのプールで対決する場面がサイコーだった。
愛子は死んだ会長の愛人。笙子は会長の本妻の娘。肉体で稼いだ金でこんな高いところで泳ぐ気分はどうかと嫌みを言う笙子に対し、そんなに太ったらスポーツクラブに来たって無駄と愛子は応酬する。笙子が、体が自慢ならここでストリップして泳いでごらんと言い返すと、愛子は、お安いご用と答え、水着を脱いで全裸になり、プールに飛び込む。
全裸で25メートル泳いだ愛子は、こんなことあなたにできる？ と笙子を挑発する。すると笙子は、引き下がるわけにはいかないわねと言い、水着を脱ぎ全裸になってプールに飛び込み、25メートルを泳ぐ。
かっこよかった。