なぜか『島耕作』再読

昨夜は10時半に寝た。ぐっすり眠り、今朝は6時半に起きた。

夢を見た。父が出てきた。ものすごく怒っており、壁に貼ってあるカレンダーを剥がしたり、テーブルの上にあるものを投げたりしていた。

同時に、暴れているのは自分であるという認識があり、それゆえ、本当の意味で「気持ちわかるよ」と言えるのは自分だけだと思い、父のそばへいき、肩を組んで「うんうん、わかるわかる」と言って宥めた。父は大人しくなり、外に出ていった。

なぜか、その部屋を出て山の上に登ると自分の部屋があった。戻ると、また父がかんしゃくを起こしていると、母だったか妹だったかに言われた。

山を降りて、父がいる部屋に入ると、父は別に癇癪を起こしてはいなかったが、息が荒かったので、直前までは荒れ狂っていたのが分かった。「どうしたの?」と、目だけで訪ねると、もう大丈夫みたいなサインを送ってきたのだが、父の目から涙がこぼれた。

死んでから父が夢に出てきたのは初めてだった。しかし、父なのだけど、自分であるような感覚だったので、厳密な意味での父ではなかったと思う。大体、父が涙を流した姿を見たことは一度もない。

それでも一応、なにかオレにメッセージでもあったのかと思い、棚の上に置いてある遺骨入りロケットに訪ねてみたが、たぶん、気に病む類のことではないだろう。もしも母がこういう夢を見たとしたら、大騒ぎするだろうが。

午前中、どさん子ツールの依頼を調べる。

昼、昨日焼いた焼き芋を食べる。

午後、どさん子ツールで別の不具合が発生したと連絡があったので、そっちを優先して作業した。

夜、ごはん、納豆、味噌汁、きゅうりのぬか漬け。ぬか漬けは、久しぶりに普通に美味しく漬かっていた。

『課長 島耕作』を、何十年ぶりかで読む。中沢部長が気になって読んだ。

ふと思ったが、『サラリーマン金太郎』の矢島金太郎と島耕作は、果たして仲良くなれるだろうか?

個人的には、金太郎にはあまり興味がない。黒川さんや伊郷さんの方が好きだ。島耕作より中沢部長に興味があるみたいに。

しかし、黒川さんや伊郷さんは、会社員の顔じゃない。鎧を着せたらそのまま戦国武将だ。もっとも、本宮ひろ志作品とは、すべてそういうものだし、それ込みで楽しむものだが。