センスが30年遅れている

7時起き。朝飯に、トーストと豚汁食べる。

午前中、リーダーと打ち合わせ。今月でいなくなるパイセン同僚のツールをいったん引き継ぐというもの。負荷がどういうことになるかわからないが、どさん子やトゲトゲさんツールが落ち着けば、問題ないのではないかと思う。落ち着かなければヤバイが、それでも過去のあれやこれやに比べたら大したことではない。

打ち合わせをしながら、引き受ける代わりにギャラ交渉の材料にしてやろうという下心ももちろんあったが、タイミング的にまだ早い。

オフィスPCの電源を入れてくださいと、メッセージを書いたものの、誰の目にも止まっていないようで、接続ができなかった。仕方なし。明日の予定をリモートから現場作業に切り替えた。

昼、豚汁、きゅうりぬか漬け、納豆、だし殻の佃煮。

小林秀雄『考えるヒント』読了。エッセイ集だが、小林秀雄の思考プロセスを体感するような文章が続くため、タイトルはぴったりだと思った。編集者がつけたタイトルらしい。

午後、オフィスPCに接続しないとできない作業はせず。よって、ややヒマ。

夜、「水泡」の練習をしていたら、背後に何かが立っているんじゃないかという妄想を抱いた。気配を感じたわけじゃなく、いたらおっかないだろうな、と思っただけなのだが、そうなると背後が気になって仕方ない。

別段、怖いとは思わなかったが、案の定眠りが浅かった。気が立っているのだ。

夜中の2時半頃、どうせ眠れないならば本でも読もうと思い、上野千鶴子『スカートの下の劇場』を読む。30年前の本。なんで今さらという感じもするが、去年古本屋で見つけ、どうせオレなんかは知識とセンスが30年遅れてるんだからちょうどいいと思って買い、積ん読本にしておいた。

読み出すと、めっぽう面白い。つまり、オレのセンスはやはり30年遅れていることが立証されたわけだ。悔しい。

4時就寝。